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言葉…言の葉、葉っぱなんですね。

木を蔽い、春は若々しく、夏は青々と、秋は色とりどりに装う。

そして、綿帽子をかぶる頃には忽然と消えてしまう。

それが、葉っぱ。

実体のようでいて、実体ではない。

確かに輪郭を捉えてはいるけれど、決して幹の形を正確に伝えているわけではない。

むしろ幹を隠し、時として大げさに、時として慎ましく、

あるいは美しく、あるいは都合よく、あるいは醜く…

健気に真実を語ろうと用いられることも有れば、

邪に真実を蔽い、虚偽を取り繕うために用いられることもある。

しかし、どうあろうとも、葉っぱは葉っぱ。

幹にはなれない。