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「空海の風景」(中公文庫)
「『空海の風景』を旅する」の「第一章 なぜ、今、空海なのか」を読みました。

チーフプロデューサーの鎌倉さんの文章。「なぜ、今、空海なのか」という、番組のメインテーマが決まらなくて悩んだことが述懐されてます。

そもそも、番組を作ることになった発端はプロローグを書いた冨沢さんの事情ですから、「なぜ、今」と言われればそれが理由なのでしょうけれど…

もっともっと大きなことを世に問いたかったんでしょうね。

それでも「なぜ」にしたらいいか、悩む。後先逆なんですけど、世の中というのは、特にサラリーマンというのは、そういうことがよくあるものです。

そんな矢先、同時多発テロが起きる。それで大きなテーマを見つけることができた…という話です。

今でも9月11日という日付けをみるとドキリとします。火曜サスペンス劇場が中断して流されたあの映像はドラマなど比較にならない衝撃で、信じられない現実に震撼したものです。2001年の出来事だったのですね…

この番組は、その後に放送されたということになりますが、全然記憶にない。世界はそれどころではなかったのかもしれない。

番組スタッフから見れば、それも皮肉な話だ…

《つづく》