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先日まで、観音様はみんなを救ってくれるヒーロー!という捉え方をしていました。でも、自分としてはどうもしっくりしませんでした。勧善懲悪的な単純な考え方は、どうも仏教的ではない。それなのに、観音様信仰は日本全国に根付いています。これでいいんだろうか…と。

ですが、ある方の日記を拝見しまして、違う捉え方があることを知り、胸のつかえが取れました。

大乗仏教には自他の区別を超越することが目標のひとつとしてあります。それは現象世界のすべてが自分と一体であるという考え方が基本にあるからです。そう考えると、ヒーローと呼ぶ他者から救ってもらうという発想はおかしなことです。自分を救ってくれるヒーローも、究極的には自分と一体…

だから、観音様のようなヒーロー像を常にイメージすることで、自分もそのヒーローと同化し、自分もそのヒーローのように振舞ってみよう!という読み方もできるわけです。とっても能動的かつ積極的な解釈になります。

これは例えば、子どもの頃にウルトラセブンにあこがれ、モロボシ・ダンになりきって遊んでいるうちに、正義感が養われるようなものかもしれません。

我が娘がプリキュアのドリームローズになりきって、強さや優しさや可愛らしさを身につけていくのと同じかもしれません。

アンパンマンの主題歌にも有ったような気がします。
♪アンパンマンは君だ♪

いいオヤジが、テレビを見て、渡辺謙妻夫木聡になりきるのもいいんじゃないか?