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NHK「爆笑問題のニッポンの教養#74」(6月9日放送分)を見ました。障害学の福島智先生でした。前回の先生と同じく爆笑問題を見たことも聞いたこともない先生。但し、今回は少し事情が違います。目が見えず、耳が聞こえない、しかし東大教授。

障害を持っている人がずば抜けた才能を示すことがあると先日書きました。読字障害だったと言われる天才たちの他にも、最近話題になったのは盲目のピアニスト辻井伸行さん。番組中ではホーキングやスティービー・ワンダーを例に挙げて、太田さんが問いかけます。「障害って何なんだ?障害って本当に恵まれないことなのか?」

福島先生の回答もわかりやすかった。指点字を考案して、大学に通うまでになり、社会から注目を浴びた時、福島先生の一番の悩みは「アパートが見つからないことだった。」

障害者のことを英語ではハンディキャップという言葉で表しますが、肉体的障害がハンデなのではなくて、社会的バリアが真のハンデなんですね…

障害者なればこそ、「生きる意味」とか「幸せとは?」という疑問は切実に迫ってくるでしょう。でも、「バリアフリー実現の意義」という問題はそれぞれ別個に議論すべきである、と先生はおっしゃっていました。

「不謹慎ではあるけれど」という前置きで、太田さんが言ったこと。「飢えに苦しむ子どもが僅かな食事にありついた時の幸福感の方が、義務のように食事をしている我々よりも大きいだろう。そうなると、どっちが幸せか分からなくなる。」という指摘も私好み。

幸せはともかく「苦悩には意味があると思うことにしている」と先生。そこで話されたのが、フランクルの「絶望の方程式」。フランクルの「夜と霧」は有名ですが、私は読んだことがありません。先日紹介したのは「幸せの方程式」でしたが、今日は「絶望の方程式」です

・絶望=苦悩−意味

「苦悩の中で意味を失うことが絶望」

・絶望+意味=苦悩

「絶望も意味を見つければ苦悩に変わる」

「生きる意味」についても、障害者という立場を離れて一般論として、「生きる意味なんて無いかもしれない。でも、あると思った方がいいんじゃないか。」というようなことをおっしゃったと思います。

私も「そんなところかな…」と思ってます。かなり、私好みの内容でした。

《つづく》