ブログネタ
歴史に関するetc に参加中!
「龍樹」(講談社学術文庫版)
「?ナーガールジュナ(龍樹)の生涯」の「2プトンの伝えるナーガールジュナの生涯」「3ターラナータの伝えるナーガールジュナの伝記」「4結語」を読みました。

龍樹の生涯についての2つの史料が紹介されています。でも伝説の巨人ですから、そのまま鵜呑みにはできない荒唐無稽な内容です。「結語」にまとめてある2つの史料の共通点を抜粋します。

1.かれは南インドと関係があった。
2.かれはバラモンの生まれであった。
3.かれは博学で、特にバラモンの種々の学問を修めた。だから、かれの哲学思想にバラモン教の哲学思想の影響があったことは充分に考えられる。
4.かれは一種の錬金術を体得していた。

著作も多数あります。以下は龍樹の持つ「顔」ですが、同一人かどうかは分かりません。

1.『中論』などの空思想を展開させた著者
2.仏教百科事典と呼ぶべき『大智度論』の著者
3.『華厳経』十地品の注釈書である『十住毘婆沙論』の著者
4.現実的な問題を扱った『宝行王正論』などの著者
5.真言密教の学者としての龍樹
6.化学(錬金術)の学者としての龍樹

怪人二十面相みたいですね。明智小五郎にお願いしましょうか…

《つづく》