〈起始〉:全頚椎の横突起の前結節。広頚筋の下(★缺盆
〈停止〉:第1肋骨の鎖骨下動脈溝の後方の隆起

〈作用〉:
頚部▲屈曲●側屈
呼吸▲強制吸息

〈神経支配〉:頚神経叢と腕神経叢の直接枝
〈筋連結〉:前斜角筋後斜角筋

〈触察〉:
中斜角筋:前斜角筋のすぐ後方を頭尾方向に走行する硬い筋腹。第1頚椎横突起から第1肋骨までを横突起に向かって圧迫する。
腕神経叢:前斜角筋との間を通る。肩関節を45°外転かつ軽度伸展位に固定した状態で、肘関節伸展,手関節背屈させると緊張して確認しやすい。

〈関連痛領域〉
・上前胸郭上方(★中★兪府★庫房★気戸★缺盆★雲門★中府
・上腕前部下方(★天府★侠白★尺沢
・前腕橈骨の下半分から母指(★孔最★列缺★経渠★太淵★魚際★少商

〈手技〉:
・背臥位、頭側に立ち、母指で上部から鎖骨後側の窪みまでストリッピング。
・腹臥位、頭側に立ち、首の付け根にある斜角筋に四指の指先を当て、反対側の胸に向かって斜めに深部圧迫。
・腹臥位、横に立ち、斜角筋をつかみ、圧迫。
・腹臥位、頭側に立ち、母指または指関節でストリッピング。
・座位、背後に立ち、母指で停止部から起始部へストリッピング。

参考文献1「骨格筋の形と触察法」
参考文献2「クリニカルマッサージ」
参考文献3「トリガーポイントと筋筋膜療法マニュアル」