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「?.神話的な伝承をもつ開祖」の「二.龍智菩薩」
「?.金剛頂経の相承」の「一.金剛智三蔵」
を読みました。

真言密教の相承系譜の中で、歴史的な人物としてその業績をたどることができるのは、第五祖の金剛智三蔵が最初である。第一祖の大日如来と第二祖の金剛薩埵は、真理の人格化であって、そのままでは実在の人物ではない。第三祖の龍猛菩薩と第四祖の龍智菩薩は、実在した人物ではあるが、依然として神話的な伝承の中につつまれており、現実世界に活躍する一個の人物としてはうけとりがたい。

金剛智三蔵は671年ころに中インドの王様の第3子として生まれました。幼時から博学と超能力を持っていたようです。金剛頂経系の密教が盛んな当時の南インドで大活躍しました。

朝野をあげて仏法を信じている大唐の国に、新しくインドに隆盛をみている密教を伝えよう、それによって人びとにすぐれた教えの功徳を味わせよう、まさに人生の円熟期に達しようとしていた金剛智三蔵の胸は、まだみぬ中国への開教の夢にふくらんでいたにちがいない。

長安に入ったのは48歳のころ。それから20年近くの間、密教の中国移植のために積極的な活動を行いました。71歳になったころ、帰国を許され、その準備のさなか病に倒れ、洛陽で亡くなっています。

道教が盛んで、長安に入った年は玄宗皇帝が仏教禁令を出した5年後。請雨法などの現世利益がどれだけであるか、呪法の効果が道教よりどれだけ優れているか、だけが求められていたようです。玄宗皇帝との相性も良くなかったらしい。

やはり皆、人間関係では悩むんだな…上司と相性が悪いってのはつらいよね…

《つづく》