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NHK「爆笑問題のニッポンの教養#48」(9月23日放送分)を見ました。先端デザイン工学の先生でした。「デザイン」というとちょっと苦い思い出があります。

技術者時代、英語で自己紹介しましょうという機会がありました。電子回路設計の仕事をしていましたから、「設計」を和英で引いてみたら「design」とありました。「俺ってデザイナーだったんだ!」と嬉しくなりまして、「アイム ア デザイナー」と言ったら、「ワーオ!」という物凄い反応で恥ずかしい思いをしました。それ以降は「アイム ア エンジニア」と言うことにしました。

さて川崎先生ですが、登場して早々「デザインはデコレーションではない。人が生まれてから死ぬまでを幸せに持っていくためにこそ、究極のデザインがある。」 というカッコイイせりふだったので、これについてさらに掘り下げていくのかなと思ったら、それだけでした。

きれいにデザインされた言葉なのか、単なるデコレーションなのか、余計なところは掘り下げないのが、デザイナーとエンジニアの違いなのかな…

いろんなところに話が飛ぶ軽快な語りは、心地よいものでした。

《つづく》