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14日から書いている木全徳裕さんの著書ですが、印象的なところがポツリポツリあるので、別枠で取り上げることにしました。

自分の子供を問題児扱いしているヒステリックなお母さんのことが書いてありました。木全さんは問題はお母さんの側にあると判断。お母さんの教育に取り掛かります。

「とことん、話し合おうじゃないですか!」と言って、3時間半に渡る議論の末、そのお母さんは「先生の言葉はしょせん理想論に過ぎません」と反発したとのこと。それに対して…

「確かに理想論かもしれません。でも、それができるようになりたいと思って努力していたら、半年、一年経って、ふと自分を振り返ったとき、子どもへの接し方のレベルが向上しているものなんです。…」

ここ、原文では太字になっていないのですが、気に入りました。前に人間とパソコンは似ているということを書きました。

パソコンは別のアプリケーションをインストールすれば、全く別の仕事をする機械に化けます。マイナーチェンジをダウンロードして、日々アップデートしています。

大きな脳を持っている人間も、思考を変えて、別のことに挑戦して、全く別人のようになることができます。それが、人間という種の最大の特長だと思います。教育の必要性・重要性もそこにある。

だから、いつでもいつまでもいくつになっても、理想に向かって進んでいなければ人間足りえない。理想を遠いところに置いたままにしていてはいけない。いくつになっても、理想に向かって、変化し続けなければいけない。少しでもいいから。