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社会保障費が増えていく。こんなに払ってるのに俺には何のメリットも無いぞ!という意見が増えれば、受給者の裾野を広げざるを得なくなるかもしれない。宝くじでさえ当選者を増やす傾向があります。そうなると、ますます社会保障費は膨らみます。

この諸悪の根源は、私たちの「国に頼る気持ち」だと思います。ギャンブルなんだからメリットが無いのが当たり前、メリットがある人はごくわずかなのです。保険なんだから、メリットが無いということは病気や介護という問題が起きていないということ!天に感謝しなければいけない。

国からの補助というのは大きいです。例えば農業。補助をすると一時的には良くなるかもしれない。でも、人間というのは弱いもので、補助をもらうとそればかり期待するようになる。畑に挑む気持ちが削がれる。政治の風向きばかり気にするようになる。日本の農業を弱めてしまったのは補助金なのだと私は思う。

景気が悪いと、国に何とかしてください!そして公共事業が始まる。道路が造られる。建設業というのは半ば公務員のようなものでした。かなりの雇用が創出されたことでしょう。この街づくりをするはずの人たちも、街に向かわないで、政治の風向きばかり気にするようになる。建築物の質は当然下がる。今では、道路は要らないと言われるほどに道路が増えてしまった。

私が住んでいるところは〇〇クリニックがどんどんオープンしていますが、全国的には医師は不足しているらしい。医者をこれから更に増やす方針らしい。また、介護保険をバックにした介護の仕事もかなり雇用創出に寄与していることでしょう。「食いっぱぐれがない」ということで、これらの業種を目指した人も多いのではないかと思います。そんな中で、社会保障費の削減が議論されている。倒産が相次いだ建設業のような憂き目を、こうした業界も見ることにはならないのか…ちょっと心配です。

道路は目に見えます。無駄かどうか疑問に思ったら、見に行けばいい。どのくらい車が走っているかも見ることができます。ところが、医療や介護は密室に近いところで行われます。いつどこで誰がどのくらいのサービスを受けたか、道路ほどオープンではありません。道路なら「もう要らない」と言いやすいのです。でも、医療や介護は「これで十分」とは(道路に比べて)言いにくい。強引にカットしようとすると、後期高齢者医療制度のように「人殺し」とか「人でなし」という批判を受けるのは必至。

だから、どんどんと出費は増えていくと思うのです。借金してまで通い続けるギャンブラーと同じように。

《つづく》