「ヒンズー教徒とイスラム教徒が仲良くできるわけがない。なぜなら、ヒンズー教徒はブタを食べるし、イスラム教徒はウシを食べるからだ。」という話を聞いたことがあります。ヒンズー教ではウシを食べてはいけないことになっているし、イスラム教ではブタを食べてはいけないことになっているそうです

私は、生きとし生けるものは基本的に平等だと思っています。動物を殺すのは残酷だけれども植物を殺すのはそれほどでもない、という考え方にも疑問を持っています。だから、ウシがだめならブタもだめだろうし、ウシがOKならブタもOKじゃないだろうかと。少なくとも、それを否定する合理的な説明はいまだにお目にかかったことがない。

何が言いたいかというと、クジラです。ウシをどんどん殺して食用肉を生産し輸出している国が、なぜクジラにだけ目クジラを立てるのか?わかりません。「狂牛病になるかもしれないけど、俺たちも食っているんだからお前たちもウシを食え」と乱暴な理屈を唱える国は非難されないで、ずっと昔からおとなしく少しだけクジラをいただいてきた私たちが怒られるのは理解できません。

クジラを神とする新興宗教が流行り始めているのでしょうか?かつてペリーが来航したころには世界中のクジラを殺しまくっていたから、今頃になって反省し始めたのでしょうか?犬公方ならぬ鯨公方が登場したのでしょうか?

わかりません。でも、これが解決できたらヒンズー教徒とイスラム教徒も仲直りできるはず。だから、おそらく絶望的でしょう。理性的な国が大人になってあげるしかないのでしょうね。