この本は甲野善紀さんと養老孟司さんの対談です。買って数年間、本棚に飾っていたものです。

運動器を治療対象と決めている私としては、最終的に「良い体の使い方」に行き着きます。「良い」というのは、「効率的で負担のかからない、関節,骨,筋肉を傷めにくい」という意味です。こういう研究は古今東西で行われていますが、僕が今まで目を通したものはいずれも物足りなさを感じさせました。

さて、この本はどうだろうか?武術研究家と解剖学者の意見交換は、僕の疑問にズバリ答えをくれるということはないだろうけれど、何かヒントはくれるのではないだろうか。

「古武術の発見―日本人にとって「身体」とは何か」
目次
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%