一ヶ月ほど前から、「量子コンピュータへの誘い」という本に取り組んでいます。時間がある日に数ページ読むだけという状態なので読書はなかなか進みません。「量子さんて誰?」と妻に聞かれて、女性の名前ではないことを説明したりしなければいけなかったので、いつも同様ゆっくり読んでいます。今日、第3章を読み終わりましたが、第1章の内容は殆ど憶えていない始末。

 著者は大学で物理学を学び、その後コンピュータの仕事をしてきた方で、私と経歴が似ているので、書かれてあることは全て興味ある内容です。それだけに、一行読むごとにブツブツ言いたくなって、なかなか進まないのです。

 第3章に「コーシー・コヴァレフスカヤの存在定理」というのが出てきますが、大学の教科書の中で一度お目にかかったような気がしました。この定理に関わった女性の研究者(ソーニャ)は、ドストエフスキーに恋をしたり、ロシアから脱出するために数学者(コヴァレフスキー)と結婚した、というエピソードを面白く読みました。大学の教科書の中にこういうことを書いておいてくれたら…あるいは大学の先生が講義の中で紹介してくれたら…もう少し勉強頑張ったんじゃないかなぁ〜というのが、第3章の感想です。

「量子コンピュータへの誘(いざな)い きまぐれな量子でなぜ計算できるのか」
目次
その2
その3
その4
その5