トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

2018年08月



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失礼だが、この映画は全然全く期待してなかった。正直「コード青」の方を見たかったのだが、娘たちが「こっちの青が良い」と言うもので仕方なく…だが、凄く良かった。そして、都会と田舎について、ちょっと考えて込んでしまった。

・オジサンのツボ
娘たちが「ポテト食べる」と言うので買いに行ったら「5分ほどかかります…」と言われ、ずっと映写室に入らずにポテトを待っていた。結局、10分は待たされたが…。

そんな私の前を、私と同年代と思われる男性が一人…また一人…そそくさと「青夏」の映写室に入っていく。

見終わってから分かったのだが、設定がベタだから我々のツボにはまるらしい。2度見て泣いた!という男性もいたので、先ほどの男性2人も初めてじゃないのかもしれない。

娘たち(中学生)にも好評だった。若い世代にはベタではないのかもしれない。あるいは、ハマるツボが違うのかもしれない。ともかく、親子で同じ映画を楽しめるのはやはりうれしい。

・田舎も進化している
昔を彷彿とさせるところがこの映画の大きな魅力のひとつなのだと思うが、都会と田舎という構図については少し思うところがあった。

細かいことを言うとネタバレになるので避けるが、今の田舎の人はこんな古い考え方はしてないなーと思った。もちろん、田舎もいろいろあるとは思うけど。

そんなふうに感じたのは、ちょうど長女が横浜から帰省して40日間「田舎」に滞在していること、長女の友達が「ひがしね祭り」を見に来てくれたこと、映画の中の山の緑が数日前に次年子に行く時に見た山の風景とそっくりだったこと、などが原因だろう。

長女の友達は「思ったより田舎じゃなかった」と言ってくれたという。「田舎」も猛烈な時代の流れに晒されて進化しているのだ。
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8月10日〜11日は「ひがしね祭り」。横浜に行った長女が「今年はひがしね祭りを2日間堪能するぞ!」と数カ月前から宣言していた。「アンタ、そんなにひがしね祭りが好きだったの?(だったら何で横浜に行きあがったの?)」と思っていた。

そこまではまあ良いのだが、それを聞いた娘の友人が「そんなスゴイお祭りなら見てみたい」ということになり、遠路はるばる単身で来てくれることになった。仙台七夕でもなく、山形花笠でもなく…ひがしね祭りで良いんですか?とは思ったが、来客はやはり嬉しい。

・大掃除敢行

我が家では家庭訪問が大掃除のタイミングになっていた。それでもかなり「やちゃない(英語でmessy:標準語には恥ずかしくて置き換えられない)」状態な上に、次女もこの4月に進学して家庭訪問が無くなったので、大掃除を忘れかけていた。

今回はお友達が家庭訪問。緊急大掃除敢行。我が家には来客が必要なのかもしれない…。

・宿泊は駅前のビジネスホテル

ゲストと娘はさくらんぼ東根駅前のビジネスホテル(ベストウェスタン)に2泊することにした。お祭りのメーン会場に近いからだ。2人は寮で同室だったことがあり、その時からのお友達。今回は2泊ともツインの部屋で一緒に楽しんで欲しかったが、残念ながら予約段階ではシングルしか空きが無かった。チェックイン当日、ホテルの配慮で1泊目だけならツインにできると言って下さったので、そうさせていただいた。

ツインの部屋に入室の時だけ同行したが、ソファの他にオットマン付リクライニングチェアまで有ってなかなか良い部屋だった。

朝食バイキングも娘たちには好評。ホテルのみなさん、ありがとうございました。

・昼食は蕎麦!

山形は蕎麦処。ゲストは蕎麦OKと言うことだったので、2日とも昼食は蕎麦。1日目は太いド田舎蕎麦の伊勢そばさん。2日目は細くて上品な蕎麦の銀山温泉の瀧見館さん。趣の違う蕎麦を食べ比べてもらった。


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銀山では洞窟探検し、温泉で汗を流した。

・ひがしね祭り

ひがしね祭りの1日目は提灯パレード。浴衣の着替えに手間取ったが、開会式にギリギリ間に合う。

およそ30地区の提灯パレードの出発を見送った。パレードには次女も参加。小学校時代の友達との再会にはしゃぐ長女。ゲストは若干退屈ではなかったかと思うが、楽しんでくれたようだった。

2日目は、ゲストと長女2人だけでお祭り。自由行動にしたが、フィナーレの花火が打ち上がった9時半頃には既にホテルに戻っていたそうで、なかなか健全。自律ができているのは寮生活の賜物か。

・まとめ
山形なんか何も無いと、つい私たちは言ってしまいがちなのだが、こんなふうに書き出してみると結構いろいろなメニューが準備できたように思う。「メッチャ楽しかった!」と言ってもらえたのは、こちらとしても何より嬉しいことである。

一か月ほど前、長女は学校の社会科巡検で岩手県陸前高田に民泊してきた。津波の爪痕と、復興はおろか復旧途上の生活を、スマホと眼と心に焼き付けてきたようである。何でも吸収するこの時期に、いろんな場所を訪れるのは良いことだとつくづく思った。

逆に、山形を訪れたいという人がいるなら、本当にウエルカム。帰国子女が珍しくない学校だから、アメリカや中国より山形の方が遠いような印象さえ受けるのである。彼女らの若い心に山形の種を蒔いておけば、将来、観光やビジネスの対象として必ず花開くことになると思う。

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