トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

2018年07月



《↑↑↑クリックして写真(4枚)見てください↑↑↑》

7月12日に長女の学校(公文国際学園)の保護者面談に行ってきた。そのついでに、せっかく神奈川に行くのだから、藤沢のダンのお店(ジョリーシャポー)に行ってみることにした。

予めサイトで調べたら、「電話をかけて確認したのにダンに会えなかった!」という書き込みもあったので、本人に会えるとは思っていなかった。それが余りに好運すぎて想定外の出会いとなってしまい、結果として森次さまに気まずい思いをさせてしまったのではないかと反省している。

これからジョリーシャポーを初めて訪れる方の参考になればと思い、最後に「まとめ」を書いた。お急ぎの方は、そこだけ読んでいただきたい。

・藤沢はM78星雲人町

今年4月の天童の人間将棋では次女がつるの剛士さんとツーショット写真に成功。彼は藤沢の観光親善大使。でも、やはり私たちの世代にとって「藤沢」「ウルトラ」とくれば、ダンなのだ。藤沢市はM78星雲人の密度が高い。

長女の学校を訪れるたびに、大船で降りずに隣まで行きたいという衝動に駆られていた。そしてできれば、ダンとツーショット。

今回は面談に一人で来たので絶好のチャンス。「ダン?誰?お店?行くの?何で?」と聞かれなくて済む。

・藤沢駅は出られない?

大船の観音様に見送られて、めでたく藤沢へ。藤沢駅周辺も見てみたいと思い、ここから歩くつもりでいたのだが、なぜか出口が分からなかった。気づいたら、小田急江ノ島線のホームに私は立っていた。

ベル星人のいたずらだろうか…(第18話「空間X脱出」参照)。

これと似たことが、若い頃に渋谷駅でもあった。なぜか渋谷駅から外に出られないのだ。仕方がないので電車に乗って隣の駅で降りて、ハチ公前まで歩いたことがある。

ともかく、そんなわけで、予定より30分以上早くダン最寄り駅の本鵠沼駅に到着した。

・通行人ダン

東口に出てしまったので、トイレも無い小さい駅なのだと思い込んでしまい、時間が潰せないままダンの店へまっしぐら。ロスタイムが全く発生しない。「太陽の家入り口」という交差点を渡って少し歩いていたら、派手なニット帽をかぶってこっちに歩いてくる人がいる。あの帽子がトレードマークなのだから、間違いない。

「ダンだ。こっちに来る。ヤバイ」とつぶやきながらも、「誰に会いに来たんだ!」と自分で突っ込みを入れる。

この狭い道路ですれ違うのに、声をかけないというのは考えられない。しかし、何と話す…と決まらないうちに最接近。まるで、ペガッサ市と地球…(第6話「ダーク・ゾーン」参照)。

「森次晃嗣さんですよね?」
「はい」
「…すみません。良かったら写真を…」
「あ、写真はダメ」
「あー、そうですか。すみません」
立ち去ろうとしたので、
「山形から来たんです」
「ん?お店に来たの?」
「はい!」
「まだやってないよ。11時半から」
ダンは行ってしまった。

付いて行くわけにもいかず、そのままお店を通過。引地川の水面を見ながら黄昏る。「ウルトラ警備隊のバカヤロウ!」…(第42話「ノンマルトの使者」参照)。

でも「お店に来たとは知らなかったんだから、通りがかりの知らない人といきなりツーショットというのはあり得ないな…」と反省。ゴドラ星人(第4話「マックス号応答せよ」参照)やマヤ(第37話「盗まれたウルトラアイ」参照)のようにダンは何度も狙われている。

・時報とともに入店

八部野球場の球児の声を聞きながら住宅地をブラブラ。そして、11時半の時報とともに入店。夢の作戦は時報とともに始まるもの…(第9話「アンドロイド0指令」参照)。

女主人と思しき女性が、
「お店は11時半からなのよ。あ、今が11時半か…ピアノの練習しているけど良い?」
ということで、ピアノの生演奏と女性2~3人?の談笑を聞きながら、オムハヤシを待つ。

落ち着いた感じのいいお店。でも全然落ち着かない。厨房にはあのニット帽がチラチラ見える。

壁のふくろう時計にはウルトラアイ…(第48話「史上最大の侵略・前編」参照)!

他にも至る所にウルトラセブンが潜んでいる。

ウルトラグッズも販売中。ウルトラアイは東京駅のお店では買う気がしなかったのだが、ダンと同じ屋根の下にあったかと思うと全然別物のような気がする。二つも買ってしまった(写真3枚目参照)。

買ったウルトラアイを見ながらオムハヤシを頬張っていると、ダンが声をかけてくれた。
「写真撮りたかったらさ。こういうのあるから」と言って、お店のメニューの最後のページを見せてくれた。

そんなわけで、めでたく森次晃嗣さまとのツーショット写真(サイン入り)をゲットした(写真4枚目参照)。

・帰りもロスタイムなし

放心状態なので、さっき来た道をそのままトレース。今度こそ藤沢駅前を見てみようと思っていたのに、気づいたらJR東海道線のホームに立っていた。フック星人が藤沢の街を入れ替えている最中なのかもしれない…(第47話「あなたはだあれ?」参照)

結局、大船駅。12時40分。面談まで3時間もある…。でも、もう今日のメーンは終わった感じ。
「どうしよう。行くところがない」と長女にLINE。
「え?面談に来たんだよね?」
「もちろん。学校には行くよ(笑)」

スマホの充電が無くなりそうだったので駅前のファーストフード店に入って充電させていただきながら、興奮を冷ました。

・まとめ
ジョリーシャポーの最寄り駅は小田急江ノ島線の本鵠沼駅。JR東海道線の藤沢駅のりかえで一区間。
●運が良ければ、森次晃嗣さまがお店の前を歩いていたりするので心の準備が必要。
●開店は11時半。それまでピアノのレッスンをしている場合があるので、入店は時間厳守で。
●お店では、森次晃嗣さまとの写真を撮ってもらうことができる。サイン入り。もちろん有料。
●ウルトラアイ(リアルシリーズ)3種類、携帯ストラップなども販売中。

《つづく:「(娘の)朋有り遠方より来たる(親も)亦た楽しからずや」》
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何となく気になっていたので終わらないうちに行っとこう、くらいの気持ちで見に行った。そういう時は当たりが多い。

・スポンサーの力
まず、シンプルにおかしかったのは、山崎賢人さんがダイハツのキャストを運転していたこと。「山崎さんを起用するんで、ご協力お願いします!」みたいな感じでスポンサーを集めるのかな…とか想像しながら見ていた。

上白石萌音さんがピアノを弾いている。もがきながら苦しみながら…それを表すために重ねられた映像が水中でもがく姿。これ、アラエルーヤだ!

で、エンドロールで「洋服の青山」を発見。そうか、三浦友和さんが出てた!

そういうつながりでこのシーンができたとは思えないが、なかなか良かった。

ピアノを弾いている姿もWater Danceする姿も、傍目には気持ち良さそうなんだけど、苦しさもあるんだろうな…と思ったりした。

・調律師と治療師
さて、ディープに面白かったのは、ピアノ調律師として働く山崎さんたちの姿を見ていて、自分の仕事に凄く似ていると思えたことだった。

ほぼ出張専門であること。そして何か起きた時はドタキャンの電話一本で関係が終わるということ。こちらから「どうしたんですか?」と聞くべきでないところも似ている。

「この辺りが変なんです」「あー、これですね」みたいなやり取りも。
「そうです、そうです」と分かりあえた瞬間はとても楽しい。

だから、はっきり何とは言えないのだが、多くの示唆が隠れているような気がして、「これは自分の仕事だったらどんなことだろう?」という自問の繰り返し。映画が終わるまで気が抜けなかった。こんな緊張感を持って映画を見たのは初めてかもしれない。

・針を食べていく
「ピアノを食べていく」という言い換えも、何か示唆を含んでいるような気がして面白かった。私の場合であれば「針を食べていく」ということになるか…。

いや、針は飲み物だった。千本セットで飲むものと昔から決まっている。
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先日、仕事先でテレビを見ていて、「Tレグ細胞」と食物アレルギーの話がとても興味深かった。かねてから疑問に思っていた謎が解けたからである。

・アレルギーに気を付けているお母さんの子供ほど食物アレルギーになりやすい?
かねてから私は「アレルギーに気を付けているお母さんの子供ほど食物アレルギーになりやすいのではないか?」という疑問を持っていたのだ。

最初は、お子さんが食物アレルギーになったから、そのお母さんは食物アレルギーに気を付けているのだと思っていた。でも、よくよく聞いてみると、順序が逆なのだ。お子さんが食物アレルギーになる前から細心の注意を払っていたのに…というケースがほとんどだったのだ。

・Tレグ細胞は食物アレルギーのブレーキ
さて、Tレグ細胞とは、食べた物に対してアレルギー反応が起こらないようにブレーキをかける細胞。何度か食べることによって「これは食べ物だから、アレルギーを起こしちゃダメなんだね」と学習していく。

例えば、少しずつ何度か卵を食べているうちに、卵アレルギーのブレーキ(Tレグ細胞)が出来てくる。そうすると、卵アレルギーにならない…というメカニズムになっているらしい。

・食べさせないとTレグ細胞はできない
逆に言うと、食べさせないと食物アレルギーになってしまう、ということだ。

そう考えれば、食物アレルギーに神経質なお母さんの子どもほど食物アレルギーになりやすい、という現象は何ら不思議なことではなくなる。アレルギー予防と真逆のことをしていたわけだから。

・蕎麦屋の子どもの蕎麦アレルギー
ここ山形は蕎麦処なので蕎麦屋さんが多い。そして、蕎麦屋の子どもに蕎麦アレルギーが多いのも何となく気づいていた。蕎麦屋のお母さんが勉強熱心で、我が子が蕎麦アレルギーにならないように敢えて離乳食の段階で蕎麦を食べさせないで育てていたら、蕎麦アレルギーになりやすいはずだ。蕎麦粉に触れる機会は多いだろうから、Tレグ細胞なしの状態で皮膚から蕎麦の成分が頻繁に入ってきたら、免疫系は蕎麦粉に対して厳戒態勢を敷くはずだ。つまり、アレルギー反応が起こる。

・むやみに食べさせれば良いというわけではない
但し、ガンガン食べさせれば良いというものではない。命に係わることでもあるし、完全に解明されているわけでもないようだし。

Tレグ細胞については20年以上前から存在が知られていたようである。食物アレルギーガイドラインで「子どもの食物アレルギーについて、原因である食べ物を全て除去するのではなく、可能な範囲で摂取することを目指す」と大きく方針変更されたのは2016年。しかし、テレビで積極的に分かりやすく取り上げるようになったのは、ここ最近という印象である。

かなり、慎重であることがうかがえる。

・ハチミツは別
慎重にならざるを得ないのは、ハチミツのような例があるからだと思う。昨年3月に生後6カ月の男児が蜂蜜の過剰摂取で死亡といういたましい事件が起きた

1歳未満の乳児に蜂蜜を与えてはいけないことは、私も父親になった時に勉強した。亡くなった男児の親はこれを知らなかったようである。

で、ここで敢えて取り上げて注意喚起しようと思ったのは「乳児に蜂蜜が禁忌なのはアレルギーが理由ではない」からである。昨年のニュースを聞くまでは、私も蜂蜜はアレルギーを起こしやすいからだとばかり思っていた。

蜂蜜がいけないのは、「乳児ボツリヌス症」の危険があるからである。蜂蜜にはボツリヌス菌の芽胞が含まれている場合があり、腸内が未発達な乳児が食べると危険なのである。1歳を過ぎればこの危険は無い。

これはアレルギーとは全く関係が無いので、Tレグ細胞も関係ない。食物アレルギーガイドラインが変更になったからといって、蜂蜜が乳児に禁忌であることは変わりがないのである。

・まとめ
●アレルギーに気を付けているお母さんの子供ほど食物アレルギーになりやすいのではないか?という筆者の疑問が、Tレグ細胞の説明を聞いて氷解した。
●Tレグ細胞はアレルギー反応にブレーキをかける役割。
●Tレグ細胞は食べたことのある食べ物にしかできない。
●食べさせないとブレーキができないので、食物アレルギーになってしまう。
●食物アレルギーガイドラインも「可能な限り食べさせよう」という方向に方針転換した。
●1歳未満児にハチミツを食べさせてはいけないのはアレルギーが理由ではないので、やはり食べさせてはいけない。
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