トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

2018年06月



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今年もサクランボの季節がやってきた。親戚から頂いたサクランボを食べていたら、父が昔話を始めた。珍しくイイ話だった。それは、サクランボ最高級品種「佐藤錦」を開発した佐藤栄助さん(JR「さくらんぼ東根駅」前に立ってます!)の話だった。

・佐藤栄助さんは良い人だった
時は大正末期。関東大震災で被害に遭った人が、あてもなく山形までさまよってくることがあったらしい。栄助さんは、働いている者たちに言ったという。

「被災された方々は大変困っている。お腹も空いていることだろう。もし、そういう人が畑を通りかかって、さくらんぼを食べたいと言ったら、食べたいだけ食べさせてあげなさい」

・年代を検証
父はこの話を祖母から聞いた。私の祖母は若い頃、佐藤栄助さんの所でサクランボ作業の手伝いをしていた。その頃に関東大震災があった。祖母は1897年生まれ、関東大震災は1923年、父は1930年生まれ(祝米寿!)という時系列なので、祖母は26歳でまだ父を産んではいない。

関東大震災が起こったのは9月1日。その年のサクランボには時期が合わない。翌年のことなのかもしれない。でも、佐藤栄助さんであることは間違いない。

・サクランボの健康効果
最近は健康意識が高く、サクランボの健康効果についてもいろいろ言われている。

疲労回復(クエン酸)、アレルギー症状緩和(アントシアニン)、不眠解消(メラトニン)、アルツハイマーの予防(フラボノイド)、便秘の解消(食物繊維)、貧血の予防(鉄・葉酸)、高血圧の予防(カリウム)、動脈硬化の予防(アントシアニン・ケルセチン)、眼精疲労の改善(アントシアニン)などなど。

筆者が一番体感するのは、便秘解消。とても通じが良くなる。そもそも、それで悩んでいるわけではないので、通じ過ぎるくらいだが。鉄分が多いのも女性にはうれしいことかもしれない。

でも、この記事で一番言いたいのは、優しい気持ちになると免疫効果が高まるということだ。佐藤錦を食べる時は、是非佐藤栄助さんの優しい気持ちを思い浮かべて、食べていただきたい。

・カロリーって気になる?
ネットを見ていたら、「カロリーが気になる」という記事が多くて意外だった。一粒5kcalというのが、サクランボのカロリーの相場らしい。

でも、お聞きしたい。果物を選ぶとき、カロリーを気にして、敢えて甘くない果物を選ぶ人っているんだろうか?お菓子なら分かる。最近は「甘さ控え目」は宣伝文句のひとつ。でも、甘さ控えめの果物って、食べたい?

だったら、農家はとても楽なんだけど。


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・写真のサクランボは…
写真のサクランボは、「濃厚フルーツ おざま農園」さんのサクランボ。毎年、この時期は毎日食べているが、全然甘さを控えてないので要注意!!

昨日(6/16)伺ったが、「まだ熟しきってないからそんなに甘くないね…」と言いながら、糖度計で計ったら「21度」。軽く20度超えてた。もうすぐ最盛期になるが、その時の佐藤錦はいったい何度になるんだろう?

ちなみに測定器メーカーのサイトによると、「さくらんぼ(佐藤錦)12~13」となっていて、「20」を超えるのはブドウしかない。

同じ佐藤錦でも、ピンキリなのである。

《写真のサクランボのお問い合わせはこちら》
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5月19日に長女の学校(公文国際学園)の体育祭を見てきた。去年は都合がつかなくて見られなかった。遠地に来たばかりの慣れない状態で、家族の応援もないまま、一人参加していたかと思うと( ;∀;)。今年は、ちゃんと見てやるぞ!

・雨が心配だったが…

一週間ほど前から19日の予報は雨。翌日に順延かと心配していたが、横浜に着いてみると雨はやんでいた。でも、明け方まで降っていたようだ。グランドは大丈夫なのか…と思ったら、全然問題なし。まぶしいばかりの青い芝生。人工芝だったんですね。何の心配も要らなかった。

・歴史好きにはたまらないチーム名

運動会は紅白対抗が普通かと思うが、ここはクラスごとに4つのチームに分かれる。5学年(高3は参加しない?)を縦割りにA組が青龍団、B組が朱雀団、C組が白虎団、D組が玄武団。中国の神話に出てくる四獣の名前である。

キトラ古墳の壁画に描かれていることで、私は覚えたことがある。空海が修行した青龍寺、平安京などの朱雀大路、会津の白虎隊、火山岩の一種の玄武岩などバラバラでは見かけることがあるが、4つセットで使われることは今日では余りないように思う。もっとも、会津の場合は白虎隊だけが悲劇的なエピソードゆえに有名になっているが、青龍隊、朱雀隊、玄武隊もいたらしい。

ともかく、歴史好きにはたまらないチーム名。チームカラーも五行説などの対応に合わせて、青、赤、白、黒になっている。

・観戦は快適

運動会の観戦は、なぜか大変なイメージがあって、実は億劫だった。ところが、ここはグランドの片側にズーっとブルーシートを敷いて下さっていて、ただそこに座ればよかった。また斜面の石段が観覧席になっているので、そこに座ってもいい。

斜面を上がっていけば、すぐ食堂。食事も給水もトイレもすぐできる。

いざ始まってみると、天気は全然心配御無用。むしろ日差しが強すぎるくらい。長女が私たちの所に来て、日焼け止めクリームをしきりに塗り込んでいた。

進行もスムーズだったと思う。競技がやたら多かったり、変に全員参加にこだわっていたりすると、やたら時間がかかって、見ている方は大変だ。そんなことにならない配慮がきちんとなされていると感じた。

こんな快適な運動会は初めてだった。

・青龍優勝

競技の点数の他に、応援部門とか、陣地のパネルや団旗の出来栄えなども4チームで競う。ほとんどすべてを白虎が持って行ってしまい、ガチの競争だということが分かった。それだけに、競技の方の優勝は青龍(娘のチーム)だったので、格別うれしかった。

最後に体育祭実行委員長(女子生徒)の言葉があった。進行が少し遅れたことを詫びていたが、こんなにスムーズな運動会は見たことなかったので少し驚いた。見に来ている保護者の中には、数分の遅れでも困るという人がいるのかもしれない。

彼女は皆の協力に感謝し、感動で声を詰まらせていた。私も目が潤んだ( ;∀;)

・夜は寮に

夜は寮に泊めていただくことにしていたので、ゆっくりできた。寮に出入りしていたら、女子生徒とすれ違い、「こんにちは!」と挨拶していただいた。胸に青龍と書いてあったので、「お疲れさまでした!優勝おめでとう!」と言ったら、「ありがとうございます!!」ととても嬉しそうだった。

もちろん、私は男子寮に泊まった。エレベーターでは男子生徒と二人になった。「お泊りになる保護者の方ですか?」と声をかけてくれた。「はい、そうです。体育祭、見せてもらいました。感動しました!」と言うと、「秋は表現祭があります。是非、また来てください!」と言ってくれた。

また来るよ〜

寮の様子はこちらをご覧下さい↓↓↓

They were talking about the Sports Festival.
ちょうど、体育祭を準備している頃に取材されたようです。

《つづく:「ダンのお店ジョリーシャポーに行ってきた」》
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