トトガノート

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2015年05月

空海コレクション 1 (秘蔵宝鑰・弁顕密二教論)

1.序論(1)「序詩」
2.序論(2)「序詩を基点とする十住心体系の概要」
3.序論(3)「序詩を基点とする十住心体系の概要」
4.序論(4)「曼荼羅世界を詠んだ詩句」
5.序論(5)「十住心体系の詩句」

6.本論−第一異生羝羊心「(1)第一異生羝羊心とは何か」
7.本論−第一異生羝羊心「(2)異生羝羊心の人間存在と、まとめの詩句」
8.本論−第一異生羝羊心「(3)問答による異生羝羊心の論拠」

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「空海コレクション 1 (秘蔵宝鑰・弁顕密二教論)」(ちくま学芸文庫)「秘蔵宝鑰」(p16〜257)の本論−第一異生羝羊心「(3)問答による異生羝羊心の論拠」を読みました。

《以下引用(p61)》
問。何(いず)れの経に依(よ)ってかこの義を建立(こんりゅう)する。

答。『大日経』なり。彼の経に何(いかん)が説く。「秘密主(ひみつしゅ)。無始生死の愚童凡夫は我名・我有に執著(しゅうじゃく)して無量の我分を分別す。秘密主。もし彼、我の自性を観ぜざれば、すなわち我・我所、生ず。余はまた、時と地等の変化(へんげ)と瑜伽(ゆが)の我と建立の浄と不建立の無浄とないし声(しょう)と非声(ひしょう)とありを計(けい)す。秘密主。かくの如く等の我分は昔より以来(このかた)、分別と相応して順理の解脱(げだつ)を希求(きぐ)す。秘密主。愚童凡夫の類は猶(なお)し羝羊の如し、と」。

龍猛(りゅうみょう)の『菩提心論』にいわく、「いわく、凡夫は名聞利養資生(みょうもんりようししょう)の具に執著して、務(つと)むに安身(あんじん)をもってし、恣(ほしいまま)に三毒五欲を行ず。真言行人、誠に厭患(えんげん)すべし」。
《引用終わり》

Q&Aという形式であり、出典をきちんと提示してあり…意外と現代的。

《インデックス》

「痛みを癒すヨーガ」〔原書【Yoga for Pain Relief】〕の「1.痛みを理解する」(p9〜16)【Understanding Your Pain(p9-16)】の【reasons to be hopeful】を読みました。

「希望を持てる理由」の一つは、心と体には強力な癒し反応が備わっているということ。二つめは、学習の機会は一生涯続くものだから、学習の結果として出来上がってしまった慢性疼痛を、別の学習で身心を再教育することによって消滅させることができるということ。

この「別の学習」には、ヨガが最適であることが力強く述べられています。

【p16】
In chapter 2, you'll learn why yoga is such for unlearning chronic pain. In short, yoga is a comprehensive mind-body system that provides tools to address every aspect of the pain response. There are yoga practices for relaxation, reducing stress, dealing with difficult emotions, examining your thoughts and beliefs about pain, and training the mind to be less reactive to painful sensations.

次回からchapter 2に入ります。

《インデックス》

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MM教材の69〜70番まで終わりました。加法定理の1です。

解き応えがあって楽しい問題群なのですが、分からないのがありました。

MM70bの3の問題。下のように解きましたが、答えは-2だけでした。時間があれば解析したいのですが、取りあえず解答例のような解き方を身につけ、下のような解き方はしないように気をつけなければなりません。
MM70b3


【グラス片手に大人の公文】数学〔MM-070〕
※この記事は、公文の教材を学習している方々と解く楽しみを共有するために書いておりますので、問題と模範解答は表示していません。ご了承下さい。
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自閉症の僕が跳びはねる理由【THE REASON I JUMP】の「16.体に触られるのは嫌ですか?」(p44〜45)【Why are your facial expressions so limited?(p55-56)】を読みました。

東田さんはそうでもないそうなのですが、自閉症の人の中には体に触れられることを極度に嫌がる人もいるようです。

「君が教えてくれたこと」というドラマをdtvで見ていると先日書きましたが、このドラマの中でもともさかりえさんが演じる自閉症のヒロインは体に触れられることを嫌がっています。

普通の人でも体に触れられることが嫌な場合はありますが、自閉症の人はちょっと違う恐れを感じるようです。

【p55】
... More generally, for a person with autism, being touched by someone else means that the toucher is exercising control over a body, which even its owner can't properly control. It's as if we lose who we are. Think about it - that's terrifying!

他人に自分の体を乗っ取られてしまうんじゃないかという恐怖。逆に言うと、それだけ自分の体を操縦しきれていないという不安や苛立ちを、常に感じているということでしょう。

【p55】
There's also the dread that by being touched our thoughts will become visible. And if that happened, the other person would really start worrying about us. You see? We put up a barricade around ourselves to keep people out.

《インデックス》

【The Upside of Stress: Why stress is good for you (and how to get good at it)】の【About This Book(No.146-190)】を読みました。

前作の「スタンフォードの自分を変える教室」もそうでしたが、この本もスタンフォードで行われたクラスの内容を基にしています。the New Science of Stressというクラスで、内容を一言で言えば「stress can be good for you」。

そんなことは到底受け入れられないと皆さん思うだろうけど、決して奇抜なものではないちゃんとした研究成果を基にしているんですよ!と書いてあるようです。

この本では、2つのタイプの実践的なエクササイズが用意されています。

【No.162】
The Rethink Stress exercises in Part 1 are designed to shift your way of thinking about stress.

【No.166】
The Transform Stress exercises in Part 2 include on-the-spot strategies to use in moments of stress, as well as self-reflections that will help you cope with specific challenges in your life.

その目指すところは…

【No.186】
I'll introduce you to some of my favorite programs that are using this science to create communities that are able to transform suffering into growth, meaning, and connection.

日本語版だったらスルーする箇所かもしれませんが、英語の勉強も兼ねているのでゆっくり行きます。

《インデックス》

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MM教材の66〜68番まで終わりました。加法定理の1です。

加法定理を使って解く問題が並んでいます。設問1でsin(a+b)を求め、設問2でcos(a+b)を求めているので、設問3のtan(a+b)ではsin(a+b)/cos(a+b)を計算して、簡単に出してしまいました。

これでは練習になりませんな(-_-;)

【グラス片手に大人の公文】数学〔MM-068〕
※この記事は、公文の教材を学習している方々と解く楽しみを共有するために書いておりますので、問題と模範解答は表示していません。ご了承下さい。
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だいしょう:KI04(腎経 絡穴)

〈取穴〉:太谿の下5分で、踵骨上縁、アキレス腱の前縁に取る。
〈標準〉:足内側、内果後下方、踵骨上方、アキレス腱付着部内側前方の陥凹部。

〈筋肉〉:アキレス腱、長指屈筋腱。

〈運動神経〉:脛骨神経。

〈知覚神経〉:伏在神経。

〈血管〉:後脛骨動脈。

〈主治〉:内果腫痛、足関節障害、踵痛、泌尿・生殖器系の障害、婦人病、水腫、神経衰弱。

〈特殊〉:婦人病の常用穴。

〈関連痛領域〉ひらめ筋腓腹筋

参考文献1「経穴マップ」

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『仏教と現代物理学』(自照社出版)「第三章 仏教の意識論」(p154〜236)の「1.六塵の境界」(p155〜185)を読みました。

『般若心経』の「無眼耳鼻舌身意」についての解説です。一休さんの『般若心経提唱』での該当箇所を引用します。

《以下引用(p154)》
これは六根をあげて、皆空なりと説きたまうなり。六根というは、眼根・耳根・鼻根・舌根・身根・意根、これなり。皆根の字をつけていうことは、草木の根あるが如し。根あれば、よく生ずるなり。その如く、眼根は、よく識を生ずるものなり。識とは、眼に見る時に、青黄赤白黒をよく見分くるものをいうなり。この識というものがなければ、見分くることならぬぞ。さてまた、識というものがありても、眼根というものがなければ、この識を生ずることがならぬぞ。たとえば、目をふさぎ、耳をふさげば、色ありといえども見えず、声ありといえども聞こえず。さるほどに、色を見る時は、識が眼根によって生ずるなり。声を聞く時は、識が耳根によって生ずるなり。残りの鼻根・舌根・身根・意根もかくの如し。
《引用終わり》

さて、般若心経全般に多用されている「無」ですが…。

《以下引用(p155)》
私は神道(山岳信仰)を信奉する友人から、山に入り、早朝、装束を身に纏って、皆と一緒に「六根清浄」と唱えながら、山頂を目指す「行」の話を聞いたことがある。六根とは眼根・耳根・鼻根・舌根・身根・意根であり、私たち(の身心)に備わる六つの器官のことであるが、眼根・耳根・鼻根・舌根・身根の五つは身体(色身)に備わる感覚器官、意根は心に備わる知覚(分別)器官と分けることができる。ところが『般若心経』は「眼耳鼻舌身意も無く」(無眼耳鼻舌身意)という。しかしここでいう「無」とは、空ということであり、一休は六根をあげて、皆空なりと説きたまうと言い換えていることに注意しなければならない。早まって「眼耳鼻舌身意も無く」を、字義通り六根のすべてが無いとしてはならない。それはこの箇所にかぎったことではなく、実は先の「空の中には色も無く、受想行識も無し」(空中無色無受想行識)から「智も無く、亦た得も無し。所得無きを以ての故に」(無智亦無得。以無所得故)までを含み、かつ無というは、空というこころなり。空とは、有無を離れたるをいうなりを厳密に踏まえた「無」なのだ。
《引用終わり》

「六根清浄」は「どっこいしょ」の語源だとか…。

「無」と「空」の違いについては『龍樹』にも書いてありました。一休さんも、さすがにしっかり勉強していますね。

《インデックス》

《こちらのブログもご覧下さい》

「痛みを癒すヨーガ」〔原書【Yoga for Pain Relief】〕の「1.痛みを理解する」(p9〜16)【Understanding Your Pain(p9-16)】の【acute pain vs. chronic pain】を読みました。

急性疼痛とは、ケガや病気に対して即座に一時的に起こる反応です。痛みがひどければひどいほど、ケガや病気も深刻です。

それに対して、慢性疼痛は、ケガや病気という脅威が無くても感じることがあります。痛いほどひどいわけではありません。さらに痛みが繰り返されることによって情報の混線が起こり、何でもかんでも痛いと感じてしまうようです。

【p13】
Many forms of chronic pain are best described as misguided learning signal about what is happening in your body than acute pain. The pain you feel may reflect a true threat to the body, but just as often, it does not. What it does reflect is a protective mind-body response that has become overprotective. In most cases of chronic pain, the mind and body have learned all too well how to detect the slightest hint of a threat and mount a full protective response in all its glory of pain and suffering.

これを詳しく理解するために必要なキーワードの一つが、「痛みの鋭敏化(pain sensitization)」です。

慢性疼痛に苦しむ人は、「次はいつ痛くなるんだろう」とか「もっとひどくなるんじゃないか」という不安を感じ、耳をすますようになります。無意識に神経系も同じように働いていき、血圧の上昇や緊張、体内の炎症など、どんな兆候にも反応してしまいます。なかには、手を軽く撫でられただけでも強烈な痛みを感じてしまうケースがあるようです。

このように、過敏に察知し、すぐに脳に伝達するように変化(学習)する能力が、神経にはあります。これを「神経可塑性(neuroplasticity)」と言います。

【p15】
Chronic pain doesn't only make you more sensitive to physical pain - it can make you more sensitive to any kind of physical, emotional, or social stress. This increased sensitivity is also thanks to neuroplasticity. Each pain experience that triggers a stress response strengthens the stress response. Repeated pain experience leads to increased sensitivity of the areas of the brain that detect not only pain sensations but all kinds of conflict and threat (Zhuo 2007; Goncalves et al. 2008).

肉体的なもののみならず、感情的、社会的ストレスまで同様に扱われるのは困ったことです。奇異にも感じます。

神経はon-offのデジタルで情報を伝達しますから、コンピューターに似ています。神経系も、全ての情報をデジタル信号で入手する情報処理システムです。コンピューターが、音声も画像も動画も文書も全て同じ0-1で扱っているのと同じように、神経系も肉体・感情・社会的ストレス等の情報を同じように扱っていることになります。そう考えると、出所が異なるデータをごちゃ混ぜにしてしまうのも仕方ないかもしれません。

【p15】
If it's getting hard for you to keep pain and stress separate in your mind, guess what: your nervous system has the same trouble. Because pain and stress are both survival systems, and because they so often go together, the nervous system can start to treat all threats - physical, emotional, financial, social, and so on - like physical pain.

財布の痛みまで腰や膝の痛みと混同してしまうとしたら…大変なことです。でも、これは事実のようです。

《インデックス》

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