トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

2008年10月

ブログネタ
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「?.大日経の相承」の「一.善無畏三蔵」を読みました。

637年に東インドの王子として生まれました。カリスマ性のある人だったようで、末子ながら王である父に認められ、10歳で軍隊を指揮し、13歳で王位を継ぐ。それを妬んだ兄が挙兵したので応戦。反乱軍を鎮圧できたにもかかわらず、王位を兄に譲り出家。各地を放浪して仏教を学び、当時の仏教の中心地ナーランダで達磨掬多に師事。大日経系の密教を学びます。そして唐に向かいます。

長安に入ったときには80歳という高齢。前出の金剛智が長安に入ったのはその3年後。玄宗皇帝が金剛智には冷たかったのに対し、善無畏は手厚く迎えられたようです。長安で虚空蔵求聞持法などを翻訳。88歳のとき、帝に従って洛陽に入り、大日経の翻訳を行い、99歳で亡くなります。金剛智はその6年後に亡くなっている。
道教に傾いていたと言われる玄宗がとても信頼をおいたのは、呪術の力が強かったからのようです。

いずれ合流する金剛頂経系の金剛智と大日経系の善無畏が、玄宗皇帝の前に同時期に仕えていたわけです。高校の世界史では有名な玄宗皇帝ですが、仏教の側から見つめ直すのも面白いですね。

《つづく》
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【きょうの健康10月号から】
・関節包(関節を覆う袋)の内側の滑膜に炎症が起こり、痛みが生じる。
・炎症に伴い関節包が厚くなったり硬くなったりするため、可動域が狭くなる。
・炎症は滑液胞(肩峰の下にある)や関節の周りの筋肉に広がっていく。
・通常は片方の肩だけに起こり、再発することは少ない。同じ肩に強い痛みが繰り返し起こる場合は腱板断裂などを疑う。

◆急性期
・発症から2週間程度。
・可動域の制限はないが、安静時痛・夜間痛など痛みが最も強い。
・痛みは2〜3か月続くこともある。
・安静にすること。無理に動かさない。

◆慢性期
・急性期を過ぎてから6か月程度。
・痛みはやわらぐが可動制限。
・肩を温めて、少しずつ動かす。(温めることで痛みを感じにくくする。血液の流れを改善し、炎症を治める。肩関節が固まってしまうのを防ぐ。)

◆回復期
・慢性期の後。痛みが無くなってくる。
・関節はまだ固いので、積極的に肩を動かす。

◆手術
・慢性期が6か月以上続き、腕が90度以上あがらないなどの可動制限があって、なかなか回復しない場合、関節鏡視下授動術という手術を行う。
・関節の中に約4mmの太さの関節鏡(内視鏡)を入れて行う。関節包に切れ目を入れる。手術は1〜2時間。数日間入院。
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ゼロの状態から粒子と反粒子が分かれて、この宇宙ができた…と聞くと、意味が分からないだけにいろいろ想像してしまいます。宇宙を構成しているのが粒子だとすると、反粒子の世界もどこかに細々と存在するんだろうか?とか。

私たちのこの宇宙が表舞台だとすると、楽屋のような世界なのかもしれない。舞台裏もひっくるめて全部なのだから、表舞台だけ見つめていていいんだろうか…

話は変わりますが、右利きなのに左が凝るという人は結構多いです。ちなみに私もこのタイプ。「ずーっと右手で作業していて、左手は全然使ってないのに、どうして左が凝るの?」という質問はよくいただきます。右手はステージの上だから右手だけ大活躍しているように見えるけど、左手は舞台裏で大活躍なんですね。舞台裏の方が大変だとこういうこともあります。

私たちの意識は右手にばかり気を取られて作業してますが、例えば右手が動けば動くほど体の重心も動くはず。この重心の移動を体の他の部分で打ち消さなければ、私たちは転んでしまいます。これが舞台裏の仕事。足してゼロになるのだから、反粒子にならって反仕事と呼ぶのもいいかもしれない。

環境問題で捉えるなら、人間社会が表舞台。その矛盾をすべて引き受けて、支えてきたのが地球環境ということになります。

人間の生き方で言うなら、表舞台は利己的な生き方。それが成り立つのは、舞台裏に利他的な生き方をしている人がいて、支えてくれているから。

まあ、物理学とは全然関係ないのですが、こんなことを勝手にイメージしていた方が難しい理論の説明を読んでいるより楽しいんです。

《つづく》
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NHK「病の起源〜読字障害」(10月12日放送分)を見ました。

この「病の起源」シリーズは、もっと専門的な内容が知りたいと思うことが多々ありますが、一応興味深く拝見しています。

操体法の開発者橋本敬三先生は「人間の体の設計にミスはない」という考え方でしたが、ワタクシ的にはNGです。「病…」シリーズは、人間の進化が病気の原因になっているというコンセプトなので、ワタクシ的にOKなのです。文字なんか発明したから読字障害ができたんだ!というのは屁理屈っぽいけど、尤もな話です。

目で見た字を音に変え、意味に変える。五感で得た情報を総合する39野と40野が普通と違うと読字障害になるらしい、とのこと。この39野と40野は人類が石器を使うようになって発達したのではないかという説、興味深かったです。

ただ、読字障害の人は三次元空間を認識する能力が長けていて、ピカソ(芸術家),ヘンリー・フォード(自動車王),ウォルト・ディズニー(映画制作者),グラハム・ベル(電話を普及させた人)もそうだったらしい。病気と才能が紙一重というのは意味深ですね。

私の身近でも、読字障害ではないのですが、言葉が遅い子どもは少なくありません。しかしながら、「障害」というレッテルを貼ってしまっていいのか?その裏側に隠されている「才能」を見つける努力をしてあげているのか?とても難しい問題なのですね。

目の不自由な方が、視覚以外の部分で(触覚に限らず音感とか記憶とかで)、非常に優れた能力を示す話もよく聞きます。障害が契機となって別の能力を開花させることがある。障害と才能は裏表の関係?

病も才能の裏返し…としたら、やっぱり人間の設計にミスはないのか???

《つづく》
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悟りへの道 に参加中!
ノーベル賞、受賞が続いて大騒ぎになりましたが、もうすっかりのど元を過ぎてしまいました。

ずーっと、昔に物理学部に籍を置いていたとはいえ、受賞した内容はさっぱりわかりません。「粒子と反粒子が存在し、粒子の方が少しだけ多かった(非対称性)ので、この宇宙が存在した。粒子の動きにくさが質量となり…」こういう文章を読むと、福山ガリレオさんのように数式が浮かぶようでなければダメなんでしょうね。

最近は密教の本を読んでいますから、ビッグバンというのは大日如来が物質として顕現する過程というイメージですし、エネルギーが心がけを良くして物質に落ち着くのかな…と想像したりしています。

無味乾燥な数式の段階で踏みとどまるのが科学でしょうから、その成果をどう解釈するかは哲学とか文学の領域です。そこに正しいも間違いもない!ということでの勝手な解釈なのですけど。

粒子と反粒子のお話は、最近こだわっているバランスのお話につながるかな?と思いました。

それについては、明後日に…

《つづく》
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第三章「私が選んだ教育法「公文式」」の後半を読みました。

公文式で勉強することで期待できる効果が挙げられていますので、列挙します。

学年を越えて学習することで、謙虚さや思いやりの気持ちが芽ばえる:これは、「学年を越えた勉強なんて分かるんだろうか?」という不安を抱きながらも、教材の中に隠されているヒントをもとに、挑戦し解決していくことで自信と余裕ができ、謙虚さと思いやりが出てくるというもの。「弱い犬ほどよく吠える」と言いますが、自分に自信がないと他人に対する優しさも出てこないということですね。この優しさは礼儀正しさにもつながっていきます。

どんな山にも我慢して挑戦し続ける気持ちが養える:教材に取り組み、分からなくても教材の中のヒントを探して頑張り、満点が取れるまで、より速くできるまで、繰り返し挑戦し、必ず最後は満点(成功体験)を取る。

脳が活性化される:これは、脳トレで有名な川島隆太先生の研究成果です。ポジトロンCT(陽電子断層撮影装置)で脳のどの部分が、どのくらい活性化しているかを見ることができます。その結果、難しいコンピューターゲームをするよりも、単純な計算や音読をしているときの方が脳が活性化している。公文式で盛んに訓練する「読み書き計算」の良さが証明されました。

ほめ育てがしやすい:公文式ではプリントを何枚も解きますから、例え同じ課題を繰り返しやっているとしても、「昨日よりも正解が増えた!」とか「昨日よりも速くできた!」とか、ほめる材料に事欠かない。「頑張ってるね」とか「できるね!」とか、漠然としたほめ方でごまかす必要がありません。

成功体験を繰り返すことにより、自分で見通し(目標設定)を立てられるようになる:これはそのまんまですね。

《つづく》

自分の脳を自分で育てる
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川島隆太の自分の脳を自分で育てる
川島隆太の自分の脳を自分で育てる

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「?.金剛頂経の相承」の「二.不空三蔵」
を読みました。

生涯を辿りますと、まず生まれは705年。スリランカか西域というのが有力。13歳の時に長安に入り、14歳で師匠となる金剛智(48歳くらい?)と出会う。36歳で金剛智が亡くなり、供養した後、38歳でインド・スリランカに旅立つ。サンスクリット原典や密教の修法道具を携えて長安にもどったのが41歳。朝廷に積極的な働きかけを行うが、玄宗皇帝はますます道教一辺倒になっていた。そこで44歳にして再び旅立つ。南の辺地(南海郡)にいたらしい。48歳のとき、ある節度使の招請で北西の辺地(河西)に移り、活動する。50歳のときに安禄山の乱が起こるが、これが転機となる。51歳のとき勅命により長安に帰り、戦乱の中で除災祈願や逆賊平定の修法を行い信頼を獲得。その後は、皇帝や宮廷貴族から絶大な後援を得て活動を行い、70歳で亡くなっています。

強力な中央集権体制を作りあげ、世界の文化の粋を集めた唐朝であったが、玄宗の治世の後半からは、あいつぐ内憂外患に、政治体制はたえず激動に見舞われた。このような動乱期にあって、宮廷内にそれほど強固な基盤をまだ築いていなかった密教は、その中国社会における確実な定着のために、総力をあげて国家護持の旗印を鮮明に揚げる方向に突き進んだ。その中心的人物が不空三蔵である。それまでに密教は除厄招福のすぐれた機能をもって、民衆の間に根強く信仰されていた。護国思想といっても密教がもつ呪術的な機能を国家体制の擁護に振り替えたまでであった。

母方が商人で、叔父さんの隊商の中で育ったらしいので、売り込み上手だったのかもしれません。

不空三蔵の時代の密教は、インド本来の形を失い、形式・内容ともに中国風に再整備されているところに特徴がある。それは、中国思想を摂取したというよりも、中国風な構成の出現、たとえば金剛界法と胎蔵法を融和させるという形であらわれた。…翻訳上の功績は陀羅尼を漢字で写すために、サンスクリット語と漢字との厳密な音韻の対応組織を確立したことである。それは一般に中国の音韻学に対しても重要な貢献であるといわれる。

中国の文化は、かなり密教のお世話になってるみたいですね…

《つづく》
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【きょうの健康9月号から】
・骨と骨の間でクッションの役割をしている軟骨がすり減って痛みや変形が起こる。
・指の特定の関節に起こる、左右対称に起こることが多い、痛みや腫れがつづいてやがて変形する、などの特徴。
・関節リウマチは全身の病気なので、指だけではなく全身の関節に症状が現れる。
・軟骨がすり減る原因は、遺伝的体質、指への負担が大きい仕事・運動などと考えられる。中高年の女性、長年にわたって手作業を続けてきた人に多い。突き指などの怪我も原因となる。
・軟骨の栄養は関節を動かすことで分泌されるので、あまり動かさないのも良くない。

◆ヘバーテン結節
・人さし指,中指,薬指,小指の第一関節(指先から数えて一番目)の軟骨がすり減って起こる。
・関節に腫れや痛みが生じ、物をつまんだり手を強く握ることが難しくなる。
・骨棘ができると腫れや痛みが増す。
・関節が不安定な状態になり変形が生じる。

◆母指CM関節症
・母指のCM関節(指先から数えて三番目)に起こる。
・軟骨がすり減って、親指の骨が外側にずれて、亜脱臼になる。
・その結果、親指の付け根が変形して外側に出てきて、親指と人さし指の間隔が狭くなる。親指を外転できなくなる。
・ビンの蓋を開けたり、ドアノブを回すのがつらくなる。
・母指を広げた状態を保つ装具(関節用バンド)を付ける。
・手術で、腸骨の一部を移植して関節を固定することもある(関節固定術)。他の関節が動くので、日常生活に支障はない。

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触察料:
・1930円(標準:33分)
※100円(2分)単位で増減できます
※割引時間帯(午前9時〜午後6時)は200円割引→1730円(標準:33分)

出張費:
・距離が5.6km以内の場合は110円、それを越える分は1kmあたり61円加算
・これを人数割りします
あいてるねット割引が適用された場合は無料

追加項目:
・当日申込は100円
・鍼灸は1体位あたり100円の他、鍼21円(1本)、灸21円(1壮)

端数処理:
・百円未満は切り捨てとします

※今回反映します消費者物価指数(生鮮食品を除く)は8月のものですが、またまた上昇しています。これに伴い、鍼と灸の単価を1円値上げ致します。
※配車を工夫しまして、出張費を値下げしました。それに伴い、触察料は1円値下げになります。5.6kmより遠い方はさらに安くなります。
※5.6km以内の方の出張費は5円値上げさせて頂きました。

・10月の価格
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ブログネタ
爆笑問題 に参加中!
NHK「爆笑問題のニッポンの教養#50」(10月7日放送分)を見ました。慈恵医科大学の近藤一博教授でした。今回は、この先生の研究内容が純粋に面白かった!

前に「疲れを感じるのはどこか?」ということで、自分の疲れを察知するメカニズムがまだ分かっていないということを書きました。この時点で、私はまだ、医学的に真の疲れとは何かを知りませんでした。

近藤先生のお話で、細胞内に疲労物質が蓄積するということがわかりました。これが十分に蓄積すると、その細胞は突然死してしまいます。それが例えば心筋の細胞だったりすれば、直接その人の突然死につながるわけです。

この疲労物質蓄積量が何%かというのは個々の細胞で違うでしょうから、全身の疲労がどのくらいかとか、致命的な疲労なのかどうか、何てことは脳は知る由もないわけですね。

それを一番最初に察知するのが、何と体内に潜入しているウイルス(HHV−6:ヒトヘルペスウイルス6)なのだそうです。幼児期に感染してから脳内などに潜伏し、普通はじっとしているのですが、疲労物質の蓄積を察知すると、「この人、疲れ過ぎてる。ヤバイんじゃないか?他の人に引っ越そうぜ。」ということで再活性化し、潜伏している場所から外に出てくる。活性化しているHHV−6がどれだけいるかを唾液などから調べると、その人の真の疲労度がわかる…というのが近藤教授の研究成果です。

ヘルペスですから、水疱瘡とか帯状疱疹の原因ウイルスと親戚だと思います。ひょっとしたらイコールなのかもしれない。疲れると帯状疱疹になることは以前から言われていまして、それは免疫力が低下するからだと思っていたのですが、疲れを察知したウイルスが活性化するという事情もあったのかもしれません。

休みの日にじっくり休むとかえって疲れが出てくる…という現象がありますが、これこそまさに、実際の疲れと脳が感じる疲れのミスマッチが生じている証拠と教授は考えています。休むことで脳が少し正気に戻って、疲れを察知できるようになるからではないか?とおっしゃっていました。

仕事の中に喜びを見つけて、疲れを忘れて没頭することがありますが、この状態が続くと鬱になったり突然死したりするんじゃないか?ということでした。「楽しければ疲れない」から、「仕事が趣味」というのは理想的な状態だと思っていたのですが、そうでもないようです。

ただ、極限まで疲労がたまってフラフラになった時に、ひらめいて難問を解決できたりするのも事実です。このひらめきは、再活性化したウイルスのお陰なのではないか?と教授はおっしゃっていました。「SFみたいな話だけど…」と言っていましたが、私もそれは突拍子もないことだと思います。教授もかなり疲れているようです。

《つづく》
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