トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

2008年08月

触察料:
・1925円(標準:33分)
※100円(2分)単位で増減できます
※割引時間帯(午前9時〜午後6時)は200円割引→1725円(標準:33分)

出張費:
・距離が5.5km以内の場合は105円、それを越える分は1kmあたり62円加算
・これを人数割りします
あいてるねット割引が適用された場合は無料

追加項目:
・当日申込は100円
・鍼灸は1体位あたり100円の他、鍼20円(1本)、灸20円(1壮)

端数処理:
・百円未満は切り捨てとします

※今回反映します消費者物価指数(生鮮食品を除く)は6月のものですが、またまた上昇しています。これに伴い、触察料 を6円値上げ致します。施術時間の圧縮で実価格は変わらないようにしたいと思っています。ご了承ください。

・8月の価格
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ブログネタ
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法華経化城喩品の回向偈、上げられるようになりました。20字だけですけどね。

回向偈はお勤めの最後の方で上げます。今お経を上げた功徳が自分たちだけではなく、この世の生きとし生けるもの全てに振り向けられますように…という意味です。これが大乗仏教の特長なのかもしれません。

最初は、これを余り重要だとは思いませんでした。が、あることをきっかけにして、とても大切だと思うようになりました。そのあることとは…

ひと月ほど前になります。家の周りを一匹の野良猫がウロウロしていたのです。子猫でしたが生まれて数か月くらいで、少しの間だけ飼っていた飼い主が捨てたのだと思います。お腹が空いているのでしょう。一晩中鳴いていました。

こういうことは何度か今までにもありまして、近所でも話題になっていました。そこで今回は私が決着を付けることにしました。まず、市役所に相談しました。すると、保健所を紹介されました。保健所に聞くと、動物指導センターを紹介されました。センターに問い合わせると、「処理するということでいいんですね?」と何回も念を押されました。

もちろん、私も猫は嫌いではないのでつらいものがありましたが、飼うこともできず、近所の人も困っているし、他に選択肢がないように思われました。捕獲し、センターに連れて行き、再び「処理するということでいいんですね?」と何回も念を押されました。「はい」と答えて置いてきました。

その後、やはりいい気持はしません。ある方に相談しました。そして、自責や後悔ではなく、懺悔の気持ち、それから猫のいのちがより良い輪廻をするよう回向するように、というアドバイスをいただきました。

このとき、お経に限らず善行を積み、その功徳がこの世の全てのものに振り向けられるように願うのが、回向であり大乗仏教であることを再認識したのでした。

功徳と回向の願いがこの世の全てのものに影響を与える可能性はあるはずです。回向(えこう)がエコーのように、繰り返し広がっていけばいいなと思います。

「猫、いなくなったねえ。あんなにうるさかったけど、一匹だけだったのかしらね。」という近所の声を翌日に聞きました。私がナニしたことは言っていません。ただひたすらにお経を上げ、善行を心がけるのみです。

《つづく》

真言宗のお経真言宗のお経
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こどもの教育 に参加中!
「普通児を優秀児にする」(1983年)
「自信と余裕を育てる」(1984年)
「ちょうどの追求、可能性の追求」(1984年)
「つるし柿にならないためには」(1985年)
上記4編を読みました。公文式の特長が主に述べられています。

「感覚の低い子ども」という表現がありまして、よく意味が分からなかったので、妻に聞いてみました。

まあ要するに「勘が良くない」というか「のみこみの悪い」ということなのですが、ある教材の標準完成時間が1〜2分となっていた場合に感覚の低い子には1分でできるようになるまで何回も頑張ってもらうということだそうです。「感覚が高い子ども?」の場合は、2分かかってもOKで、次の教材に移る。

一見、できの悪い子にはハードルが高く、できのいい子にはハードルを低く設定しているように見えます。が、「感覚の低い子ども」は次の教材でつまずく可能性があるから、長い目で見るとこのやり方がいいのだそうです。

公文独自のデータの蓄積があり、この中から見つけ出されたノウハウのひとつだと思います。この教材の選び方が、指導者(つまり妻たち)の腕のみせどころということだと思います。

《つづく》
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第四章第四節の「両部曼荼羅」を読みました。

金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅について説明してあります。前者は金剛頂経、後者は大日経の内容を図示したものということです。お経の内容と照らし合わせていくのも一興だと思いますが、今のところは図の構成を追うのがやっとです。

仏教芸術ということになるのでしょうが、LSI(電子回路)設計のときに描いたブロック図を思い出しました。設計仕様をもれなく盛り込むために、全てを一望できる図としてまとめるものです。全ての内容をイメージとして頭の中にしまいこむには、こういう方法が有効です。大切なお経の内容を頭の中に取り込もうという執念のようなものを感じます。

金剛界曼荼羅には、向上門(成仏の流れ)と向下門(仏が化他に出る流れ)があって、俗な言い方をすると双六のようでもある。エンジニアとして見れば、これはフローチャートですね。

現代のことにも応用できるテクニックが密教の中に含まれているように思いました。真言密教はいろいろな意味で盛り沢山な内容です。

《つづく》
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【きょうの健康7月号から】
・黒質の神経細胞が減少し、脳内の神経伝達物質ドパミンの不足が原因。
・ドパミンは黒質で作られ、線条体に送られて、運動を調節する。
・黒質の神経細胞減少の原因は環境や遺伝的体質など考えられるが、根本的原因は不明。健康な人でも20歳ごろをピークにドパミンの量は加齢とともに減少する。70%程度まで減少すると症状が現れる。150歳頃には皆発症?
・安静時の手足の震え(運動時や何かを持った時には治まる)。
・筋固縮(関節他動時に抵抗がある)
・動作が少なくなり、緩慢になる。
・姿勢反射障害(体のバランスが取りにくく、転倒しやすくなる)
・歩行障害(前傾姿勢での小股歩行やすくみ足)
・自律神経障害(便秘など)
・精神症状(抑うつなど)
・神経内科を受診
・MRIで脳梗塞などとの鑑別
・MIBG心筋シンチグラム(本来は心臓の検査)
・L−DOPAはドパミンに変わって作用し、不足を補う。即効性があり有効だが、ウェアリングオフ現象など副作用もある。
・ドパミンアゴニストはドパミン受容体に結合して作用する。効果が持続するが前者より弱いので、初期に用いたり併用したりする。
・MAO−B阻害薬,COMT阻害薬は、ドパミンやL−DOPAの分解を抑制。
・抗コリン薬は、ドパミンと拮抗関係にあるアセチルコリンを抑制。
・塩酸アマンタジンはドパミンの放出を促す。
・ドロキシドパはノルアドレナリンを増やし、「すくみ足」を改善。
・脳深部刺激療法という手術療法も。ウェアリングオフ現象や不随意運動がなくなる。
・特定疾患(難病)で医療費助成あり。但しヤール重症度3度以上(前屈姿勢,小刻み歩行がみられ、生活に介助が必要な人)

【取穴】
・頭皮鍼で、血中ドーパミン濃度が上昇する(L−DOPA服用者にて調査)
・振戦に対しては低周波置鍼。曲池合谷,足三里三陰交(または下巨虚)に2〜5Hzで筋収縮があるように通電。
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オカルト に参加中!
世紀末のある日、私は前出のO社長と再会しました。

当時流行っていた「脳内革命」の春山茂雄講演会(仙台市泉区のイズミティ21にて行われた)の申込みで、O社長の事務所を訪ねてみたのでした。その強烈な顔は印象的で、例の複素電磁場理論の人であることもすぐに思い出しました。

O社長は、そういった怪しい講演会の企画を行っていました。私も興味がありましたので、できる限り手伝いたいと言いました。

「実は今、波動測定のオペレーターを探しているんだが…」

数ヶ月後、私は春山茂雄氏が使っていたという波動測定器を前にして、オペレーターのトレーニングをすることになりました。

春山氏は当時は時の人であり、新宿駅近くの高〜いビルに新しい感覚の病院を造りました。私も出張の帰りに見学したことがあります。高級な旅館のような内装で、看護師さんは着物を着ていました。でも仲居さんというよりはホステスさんという感じ。その病院がその後どうなったかは貴重な証言を見つけましたのでご覧ください。

世紀末の夜、私は春山氏やO社長のような世紀末を追いかける人たちと出会い、興奮していました。今にして思えば、少なくともこういう人たち(悲惨な世紀末の予言を信じ、準備していた人たち)には、確かに悲惨な世紀末(あるいは暗い新世紀)が訪れたように思います。

つまり、悲惨な予言を信じた人にだけ、予言どおりの現実が訪れたのでした。

〔続きを見る〕
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平均:1895円
最安値:1500円
最高値:3000円

暑い日が続きました。汗をかいたり、エアコンにあたったりを繰り返しますと、体はかなり冷えるものです。「やはり冬の方がいいな…」という声が聞かれました。冬もそう思うかどうか…

・6月の実績
・7月の価格
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地球温暖化 に参加中!
生活習慣病としての糖尿病、2型糖尿病について見てみますと、患者さんには典型的な2つのタイプがあるような気がします。

ひとつは、甘いものがやめられないタイプ。この心理は、肝臓が悪いのにお酒がやめられないとか、肺が悪いのにタバコがやめられないというのと同じですね。

「悪いのは分かってますよ。でも、好きなんだもの。甘いものが食べられないなら(お酒が飲めないならorタバコが吸えないなら)死んだ方がマシだ!あと一口だけならいいでしょう?この一口でポックリ行くわけじゃないんだから。明日から気をつけますよ…だからね?」という心理。

もうひとつは、立場上ごちそうがやめられないタイプ。会社の社長さんなどに多いのですが、仕事上のお付き合いがあって毎晩のようにごちそうを食べないといけない。悪いのはわかっているし粗食でも気にならないから、仕事の付き合いさえなければ大丈夫なんだけど…という人。お客様と一緒となれば、出されたものを食べないわけにはいかない。

さて地球環境問題なのですが、こちらの方も状況がすごく似ているように思うのです。同じ心理が問題を長引かせている。

まず、わかっているけどやめられないのは便利な生活。少しずつでも皆で我慢しましょう!と呼びかけても、「少しだけなら我慢しなくても同じでしょ?」「私だけならいいでしょ?」と逃げてしまう心理。人類が滅亡するかもしれないんだよ!と言っても、「(おいしいもの食べてるとき)そんな嫌なこと言わないで!」

サミットで話題にするほど危機意識は高まっていると思っていたのですが、「そんな嫌なこと言わないで!」という意見は結構多いようです。エコの反動というか、リバウンドというか。

洞爺湖サミットは大失敗という評価でいいと思うのですが、それは立場上どうしようもない偉い人たちだけ集まって相談したからです。利害関係やしがらみがあるから、人類の存亡より自国の利益を守らざるを得なかったのです。自分の命よりも仕事が大事な人と似ている。

糖尿病の食餌療法と地球環境問題。わかっちゃいるけどやめらんないところがそっくりです。

《最初から読む》
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★くもん・公文・KUMON★ に参加中!
「復習と自習形式」(1982年)
「習わずにいける」(1982年)
「科学教育の短縮」(1983年)
上記3編を読みました。公文式の特長が主に述べられています。

自習形式、つまり自分で勉強するということ。相手がいなくともできるということです。独りでこっそり進むと、好奇心も湧きますね。洞窟を探検するような気持で勉強が出来たら、楽しいことでしょう。

公文式では、教材(のレベル)を選ぶ際に見栄を張ってはいけません。楽にできるレベルの教材を選んで、どんどん枚数をこなしていくやり方が公文式では正しいのです。

ところが現実は、低いレベルを選ぶのはなかなか勇気がいることで、やっとできるかできないかというレベルを選んであっぷあっぷしている。枚数は進まないし、つらいわけですね。

喜々として解けるレベルをどんどんこなしていくうちに知らず知らずにレベルアップしている。これが正しい公文のようです。教材は何枚使っても料金は同じなのですから、無理に難しいレベルに挑戦して少ししか枚数を使わないというのは損な利用法なのですが。

なかなか、理解していただけないようです。開設2か月目での妻の悩みです。

《つづく》
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第四章第三節の「本地身と加持身」を読みました。

密教の教主たる大日如来は本地身か?加持身か?という内容です。古義真言宗(自証説学派)と新義真言宗(加持説学派)が論争を続けているテーマだそうです。

眉間にしわをよせて、ひととおり読んだのですが、よくわからない。そもそも本地身と加持身の言葉の意味がわからない。この2つの最重要単語をブラックボックスのまま読み続けるのは、すごく頭のトレーニングになったような気がしました。

高価な大辞典を買う余裕もないので、ネットで調べてみました。本地身は「本源の姿」、加持身は「救済のための具体的姿」。全く同じではないのかもしれませんが、法華経では本迹二門と言って、どちらの姿で説かれたかによって、本門(本体の教え)と迹門(仮の教え)という区別があるようです。

和光同塵と言って、俗人のところまでレベルダウンして下さった姿が加持身。ということになると、どちらにしても私が直接お世話になるのは加持身の方で、本地身は遠くから仰ぎ見るしかなさそうです。甚だ失礼ですが、私のレベルではどちらでもいいことですね…

著者は「本加二説の止揚によって、そこに初めて密教の教主の真相を見出すことができる」
とまとめています。私の場合は「止揚」というより「どう止揚」ですけど。

こんなことも知らないで本地垂迹説を語っていたというのはお恥ずかしい限りです。

ともかく「ひとつ」をもととして、この世の全てが具現化したものだという考え方は好きです。その「ひとつ」を大日如来と呼ぶのが真言密教ということですね。

《つづく》
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