トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

2008年08月

ブログネタ
こどもの教育 に参加中!
「公文式とは学年を越えて進むもの」(1989年)
「Kumon is the best!」(1991年)
「奇跡が起こる」(1992年)
「勉強する集団」(1993年)
「一流大学に入るには」(1993年)
上記5編を読みました。

「勉強する集団」より
ある先生からお聞きした話ですが、募集のチラシを一番熱心に読むのは既入会の保護者であるということ。


私のお客さんに関しても、既に何度も利用して下さる方により一層理解していただく努力が大切なようです。

「一流大学に入るには」より
ある学校の先生が「生徒には授業を聞いてわかる子と聞いてもわからない子の二通りがある」と言っていました。私は、はて、おかしなことを言うものだ、もう一通り「授業を聞かなくてもわかる子ども」というのもいるはずだと思ったものでした。


これは同感です。講義形式の授業が最良だというとんでもない誤解が常識になっているように思います。自分で演習問題を黙々と解くことが一番いい勉強である多いように思います。授業があるから勉強ができない!という悩みを学生時代に抱いたことは確かにある。

そういう自分なりの勉強がしたいために合わない授業をパスするということであれば、代返や内職はアリだと思うし、先生も大目に見るべきなんですね。自分の授業が最良だという自信はある程度必要かもしれませんけど、過剰も良くない。

尤もそういう理由で代返や内職をする学生というのも今は珍しいのかもしれませんけど…。

《つづく》
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ブログネタ
●ブッダ倶楽部(☆ハロー ブッダ ステーション)● に参加中!
第五章「成仏論」の第三節「成仏への方法」と第四節「成仏への階梯」の前半を読みました。

第三節では、三句(因、根、究竟)の思想が紹介されています。因は、宗教を目指す始まり心です。自分で勉強し修行し向上していく姿は立派なわけですが、それだけでは自己満足で終わってしまいます。根は、大衆みんなに御利益があるように願う、利他の心です。この自利と利他が二つセットで 究竟となる、と説いています。

第四節前半は、三劫と六無畏について。三劫は煩悩を分類したもので、六無畏は菩提心を分類したものだそうです。これは前出の十住心にも対応付けられます。

深い精神分析と、実践重視の理念と、整然とした体系…唸らずにはいられません。

《つづく》
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【きょうの健康7月号から】
◆ジクロフェナクナトリウム+トリアムテレン=急性腎不全
・ジクロフェナクナトリウムは腰痛,神経痛などに用いられる鎮痛薬。
・トリアムテレンは高血圧,心不全などに用いられる利尿薬。

◆ミコナゾール+タクロリムス=腎障害
・ミコナゾールは口腔カンジダ症に用いられる外用薬。
・タクロリムスは関節リウマチ,腎炎などに用いられる免疫抑制薬。

◆イマチニブorフェロジピンorベラパミルorシクロスポリン+グレープフルーツ=強い効果,副作用
・イマチニブは白血病に用いられる。
・フェロジピンは高血圧などに用いられる。
・ベラパミルは不整脈などに用いられる。
・シクロスポリンは移植,ネフローゼなどに用いられる免疫抑制薬。

◆ニューキノロン系抗菌薬+制酸薬=効果が弱くなる
・ニューキノロン系抗菌薬は気管支炎,膀胱炎などに用いられる。
・制酸薬は胃酸を中和する。

◆ワルファリンカリウム+ビタミンK=効果が弱くなる
・ワルファリンカリウムは脳梗塞などに用いられる抗血栓薬。
・ビタミンKを多く含む食品は納豆や緑黄色野菜など。
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ブログネタ
オカルト に参加中!
世紀末のある日、波動測定器を前にして、オペレーターのトレーニングをしていました。

波動測定器で調べることができる項目には、「怒り」とか「悲しみ」とか「愛」とか、主観的なものがかなりありました。「そういうことも機械で測定できるなんてスゴイですね!」と言う人が多かったのですが、私は困惑するだけでした。科学では主観を排除することが至上命題ですから。

それから測定結果に「+」とか「−」とか符号が付くわけですが、これも私としては理解に苦しみました。「陽性(ポジティブ)」とか「陰性(ネガティブ)」という意味であれば医学的な検査と整合性が出てくるわけですが、「+」は「良い」で「−」は「悪い」という解釈をするらしい。これも主観的な評価です。測定結果が、科学的には意味をなさない可能性がある。

そんなふうに考えてブルーになる反面、科学が今まで踏み込めなかった領域をパソコンと一緒になった測定器で開拓できるかもしれない!という情熱が湧き起こることもありました。

例えば手元のボールペンを測定器の上に載せ、「怒り」という項目の波動を調べる。「−10」とかいう結果が出れば、「このボールペンを持って、何かネガティブな怒りを込めて、字を書いた人がいるかもしれないですね…」とか言うことになります。

ボールペンが持っている波動を私(オペレータ)の体が増幅して、機械に伝えているのだという解釈でした。自分が客観と主観の交差点になる…でも、やってることはコックリさんと変わりないんじゃないだろうか?

当時、Oリングテストも流行っていました。この原理の説明は理解できる人もいるでしょうし、理解できない人もいるでしょう。ドクターが考え出したことだから、こういうのもアリかな〜という目で見れば、波動測定器もアリかもしれない。

世紀末の夜、私は仙台のあるビルの一室で波動測定器を前にして、信号機のようにブルーになったりレッド(情熱的)になったりしていました。

誤解のないように付記しますが、一鍼灸師としての現在の私の立場では、Oリングテストには否定的な意見です。治療の場では一切使用しておりません。

〔続きを見る〕
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うつ伏せで触察を行う際に対象となる経穴を列挙します。

【標準】
大腸経(3穴)臂臑,(肩内陵),肩ぐう,巨骨
胃経(1穴)
脾経(5穴)隠白,大都,太白,公孫,商丘
膀胱経(53穴)大杼,風門,肺兪,厥陰兪,心兪,(督兪),膈兪,肝兪,胆兪,脾兪,胃兪,三焦兪,腎兪,(気海兪),大腸兪,(関元兪),小腸兪,膀胱兪,中膂兪,白環兪,上りょう,次髎,中りょう,下りょう,承扶,殷門,浮げき,委陽,委中,附分,魄戸,膏肓,神堂,いき,膈関,魂門,陽綱,意舎,胃倉,肓門,志室,胞肓,秩辺,合陽,承筋,承山,飛揚,ふ陽,崑崙,僕参,申脈,金門,京骨,束骨,足通谷,至陰
・腎経(10穴):湧泉,然谷,太谿,大鐘,照海,水泉,復溜,交信,築賓,陰谷
・小腸経(7穴):肩貞,臑兪,天宗,秉風,曲垣,肩外兪,肩中兪,(定喘)
・三焦経(3穴):臑会,肩りょう,天りょう
・胆経(6穴):肩井,京門,(痞根),(腰眼),居りょう,環跳,丘墟,足竅陰
・肝経(1穴):大敦
督脈(11穴):(上仙),腰陽関,命門,懸枢,脊中,(中枢),筋縮,至陽,霊台,神道,(巨闕兪),身柱,陶道,大椎

()内の経穴は奇穴を位置が近い所に書きました。
正経89穴(左右で178穴)
奇経9穴(左右で15穴)
督脈11穴
合計:109穴(204穴)
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ブログネタ
死なない理由 に参加中!
こんな私でもたまには部屋の掃除をします。忙しくない時には「できれば毎日したい!」と思います。

でも忙しくなると、「一日おきにしてもそんなに変わりはないし、手間は半分になるわけだから2倍の効率化になるんじゃないか?」と思い始めます。

「一日おきでも結構きれいなもんだな…二日おきにして効率を3倍にするか!」と思いつきます。

あとは想像に難くないと思いますが、間隔がしだいに空いて、「最後に掃除したのはいつだっけ?」という状態。そしてどんどん汚くなって、ふりだしに戻る…この繰り返しです。

「明日掃除をするのなら、今日掃除をするのは無駄」という考え方をしていたら、掃除なんてする気になりませんね。

最近、掃除をしながら思うのです。部屋がきれいであることは重要ではないのではないか?と。重要なのは部屋をきれいにしようとすること、そうしようとする心を持ち続けること、そういう行為を続けること。部屋がきれいであることはそれに付随してたまたま起こる結果であり、二次的な現象ではないのか?少なくともこういう考え方もアリじゃないだろうか?

現代人の捉え方は、あたりまえな話ですが、掃除は部屋をきれいにすることが主目的です。明日きれいにするのなら今日きれいにすることは無駄。今日掃除をしたあとに汚くなるのなら今日の掃除はしても無駄。つまり、意味が無い。

さて、生きる意味です。人生についても現代人は同じスタンスで測ろうとしていませんかね。人生の目的として、何かを作ることとか、有形無形を問わず何かを設定して、それを達成できたとき自分の人生に意味があったと評価する。

でも違うんじゃないだろうか。自分らしく生きようとすること、それだけなんじゃないだろうか?息が途絶えるまで夢中で自分らしくいられたら、何も目標達成できなくてもいいんじゃないだろうか?

生きるとは、「何(what)をしたか?」ではなくて、「いかに(how)生きたか?」ではないだろうか。うまく言い表せないのだけれど…

えんえんと砂の山を築くこと。それで自分らしさを発現し、かすかな喜びを感じることができればいい。せっかく積み上げた楼閣が波に消え去ろうとも、積み上げることに喜びを感じたのであれば無駄ではなかったはず。また、ゼロから積み上げればいい。

息絶えたとき、砂の山が高いからいいとか低いからダメとか言うものではない。高さには意味がないはず。だって、みんな違う高さに生まれ落ちて、スタートしてるんだから。

《最初から読む》
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ブログネタ
★くもん・公文・KUMON★ に参加中!
「能力は意識で伸びる」(1985年)
「「こんなものだ」はいつもなく、「もっといいもの」はいつもある」(1985年)
「Unfinished…未完成の魅力」(1986年)
「親から話を聞き、子どものようすを詳しく知ることで、ちょうどの感覚が高まる」(1987年)
上記4編を読みました。公文式の特長が主に述べられています。

いつの間にか自分の仕事に置き換えて読んでいることに気付きました。例えば「子どもの伸びようとする力」は「患者の治ろうとする力」という具合に。

「「こんなものだ」はいつもなく、「もっといいもの」はいつもある」というのもなかなかいい言葉です。自分の施術について常に満足することなく、向上心を持ち続けなければいけません。

「子どもから教わる」は「患者から教わる」。私の場合、お客様は年上の方が殆どですから、本当に教わることは多いです。

「親との懇談を大切にする」は「患者との懇談を大切にする」。日頃どんな生活をしているか、どんな動作が多いか、どんなことを悩んでいるか…

高校教師時代に「相談しやすい先生」という評判だった筆者(公文公さん)。とにかくつまらないことでも我慢して聞いてあげることが大事だとのこと。

見方を変えると、いろんな仕事に参考になる内容です。

《つづく》
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●ブッダ倶楽部(☆ハロー ブッダ ステーション)● に参加中!
第五章「成仏論」の第一節「序説」と第二節「成仏への道」を読みました。

自己が自己に対して抱く矛盾による悩みは、人間として逃れられない宿命なのでしょう。その苦しみから這い上がろうとする気持ちが宗教的回心(発心)へとつながれば良い。

肉体的存在(因果に支配される自然的存在)と精神的存在(自由を求め因果の束縛から脱却しようとする価値的存在)という自己の中にある矛盾。そこでどんどん落ち込んでいくのではなく、そこを出発点として立ち上がるところに意味がある。それが言わば、人として「生きる意味」なのでしょう。

仏教では、発心あるいは発菩提心と呼びます。龍樹によれば菩提心は3つに分類されます。1は勝義心。一切の哲学や宗教の価値を批判し、智的に真の宗教思想を見出す心。自利のレベルです。2は行願心。一切衆生を我が身のように見て、普く救済しようという心。利他のレベル。3は密教独自のもので三摩地心。凡夫即仏の立場で実の如く自心を知るということ。

高校の倫理社会とか哲学は(難解なれど)面白かったのですが、勝義心のレベルで終わっているように思います。知情意として分類するなら知だけであり、自分だけが理解し高まればいいという感じがする。もちろん、深く勉強すれば更に深い境地はあるのかもしれないけれど。

真言密教にあっては、最初から智だけではダメで、実践が伴わなければダメ!ということが最初から声高に書いてある。智(頭デッカチ)は低いレベルに分類されます。そこが哲学と根本的に違うような気がしています。

《つづく》
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【きょうの健康6月号から】
・胆石を持つ人は推定1000万人。以前は中高年女性に多かったが、最近は男女差なしに増加中。
・胆嚢の中で濃縮された胆汁の成分が固まってできると思われる。急激なダイエットや不規則な生活で、食事を抜くと過剰に濃縮されてできやすい。
◆結石の成分による分類
・コレステロール結石:60%を占める。胆汁中のコレステロールが固まった結石。
・黒色結石:30%を占める。胆汁の色素成分ビリルビンが固まった結石。
・ビリルビンカルシウム結石:10%を占める。ビリルビンにカルシウムが結合してできた結石。最近は減少傾向。
◆結石が存在する場所による分類
・胆嚢結石:90%を占める。胆嚢の中。
・総胆管結石:10%を占める。総胆管(胆嚢から十二指腸までの経路)の中。
・肝内胆管:まれ。肝臓の中の胆汁の通り道(胆嚢に至る)。
◆症状
・みぞおちから右肋骨下辺りに起こる激しい痛み(疝痛発作)。食後に起こることが多い。数十分〜2時間程度続く。右背中や肩に放散し、狭心症と間違われることも。
・胆石の詰まった箇所で細菌感染が起こると急性胆嚢炎や急性胆管炎となる。発熱、黄疸、肝機能低下。→抗菌薬や膿を排出させる治療。
・胆石が総胆管の十二指腸への出口に詰まると、胆汁は膵臓に流れ込み急性膵炎が起こることも。→絶食絶飲(点滴にて栄養補給)し、薬物療法。
・鈍痛だったり、痛みを感じない(サイレントストーン)ケースも。大きい胆石が胆嚢の中にとどまっている場合、痛みは起きにくい。
◆検査
・超音波検査:最もよく行われる。90%診断可。
・MRCP(磁気共鳴胆管膵管撮影):MRIで胆管や膵管の中を描く。総胆管結石の発見に効果的。造影剤が不要で患者への負担が少ない。
・CT(コンピュータ断層撮影):肝内結石の発見。胆嚢壁の石灰化(カルシウム沈着)や胆石の石灰化もわかる。
◆治療
・胆嚢結石:胆嚢をまるごと摘出。通常、腹腔鏡下胆嚢摘出術(小さな穴を3〜4か所開けて胆嚢を摘出、3〜4日程度の入院)。腹部手術の経験があり癒着がある場合や、肝硬変がある場合は開腹(10日程度の入院)。
・総胆管結石:内視鏡を口から十二指腸まで挿入し、総胆管の出口を広げて取り出す。見つかった時点ですぐ行うのが一般的。
・肝内結石:開腹手術。肝臓の一部を切除したり、胆道鏡を使って胆石を摘出。複雑な手術となり、患者への負担も大きい。
・経過観察(摘出手術を受けない)場合:年1回程度の検査。脂肪の取り過ぎに注意し、規則正しい食事をする。
・胆石溶解薬、体外から衝撃波を当てて石を砕く治療もある。体への負担は少ないが、効果が手術ほど確実ではなかったり、再発しやすかったり。

【取穴】
・肝内と胆嚢内に複数の結石がある患者の例:右季肋部,胃兪,胃倉,陽陵泉に著明な圧痛。胃兪―胃倉にパルス10分間、陽陵泉に皮内鍼、右肝点(耳)にも皮内鍼。痛み消失。
・第4〜11胸椎の高さのツボ。下肢では、太敦、太衝、三陰交漏谷地機、曲泉、陽陵泉など。
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ブログネタ
オカルト に参加中!
世紀末のある日、波動測定器を前にして、オペレーターのトレーニングをしていました。

波動測定器として当時最も有名なのはMRAでしたが、私が手にしたものはLFT(Life Field Tester)という機種でした。中根滋さんが開発したもので、後に改良されてMIRSになったものです。

ここでいう波動とは極めて怪しげなものです。全ての物は固有の波動を持っていて、それはいろいろな周波数成分を含んでいる…ここまでは物理学的には問題のない話かもしれません。

波動測定器はいろいろな物の固有周波数を記憶しています。そして、検査したい物と機械の中で調べたい項目のコード(周波数がコード化されている)を選び、検査物の波動との共鳴度を測定します。共鳴度は+21から−21の間の整数で表されます。最も共鳴した場合は+21、共鳴しない場合は0、負の場合は悪く(?)共鳴しているというとらえ方だったと思います。

LFTは、東芝のダイナブックと、RS232Cで接続する小さな箱で構成されました。箱には検査棒が付いていて、それを握って検査を行います。手順としては、まずダイナブックでソフトを起動します。検査したい物を箱の上に乗せます。検査したい項目(周波数)のコードをダイナブックに入力します。共鳴度は0からスタート。

検査棒を右手に握り(グリップが電極になっている)、棒の先端(これも電極になっている)を左手の手のひらに押しつけてすぐ離します。右手のグリップが例えば+極で、左手が−極ですから、私(オペレータ)の体を電気が流れることになります。

この電流がそのまま音として出力され、「ブイ」というブザー音がなります。この音がYesの音とNoの音があります。これを聞き分けて共鳴度が+なのか−なのかを判断します。例えば+だということになれば+1、+2、…とブイブイ言わせながら数値を上げていき、音が変わったところで「はい、+12です。」とかやるやけです。

世紀末の夜、私は仙台のあるビルの一室で、波動測定器をブイブイ言わせていました。

〔続きを見る〕
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