トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

2007年06月

はりというと、けっこう抵抗のある人が多いようです。経験がない人は、まず痛いだろうと心配します。裁縫の針が刺さったときの痛みや注射の痛みを想像するようですが、それほどの痛みはありません。

痛点に当たったときは確かに痛みを感じますから全く痛くないとは言いませんが、痛みを感じることはあまりありません。それよりも、神経を刺激したときの独特の重苦しい感じがあって、はりが好きな人はこれがたまらないのです。

自分にしてもらっているぶんには何ともなかったのに、いざ他人の腰に何本も刺さっているのを見たら嫌になった!という人もいます。

一方、他人に刺さっているのは何ともないが、自分に刺されるのは絶対嫌だ!という人もいます。このタイプは看護師さんに多いようです。

当院では、寸3#1(直径0.16mm×4cm)寸6#2(直径0.18mm×5cm)寸6#3(直径0.20mm×5cm)の3種類のはりを主に使用しています。裁縫の針や注射針に比べたら、ずっと細くて柔らかいものです。これが痛みを伴わない理由でしょう。

最近は皆さん勉強されていて、感染症を心配される方も多くなりました。当院は、すべて使い捨てのはりを使用しています。たとえ同じ人に対してでも、一度使用したはりを再び用いることは致しません。
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思えば、僕の世紀末は講演会から始まったのでした。この講演会はジャンルにとらわれないもので、政治・経済・宗教・スポーツなどの各分野から講師を呼んで来るものでした。その講演会の最初の講師が、今もわが師と仰ぐ渡部昇一先生。講演の後、著書を買い漁って読みました。僕のものの考え方は、この人の影響を一番受けていると思います。

そして何人目かの講師が、経営コンサルタントの船井幸雄氏でした。この人のもたらす情報はトンデモ科学のようなものが多く、半信半疑でしたが、非常に興味をそそられました。この人の著書も買い漁りました。

渡部昇一師の本は非常に内容が濃くて、一行一行かみしめながら読んでいました。船井幸雄氏の本は、パラパラとすぐに読み終わるのが特徴でした。だから、船井さんのことは軽く見ていたのですが、この二人が共著を出したものだから、僕も船井幸雄に本腰を入れざるを得なくなっていきました。

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日本新生―「本物」が21世紀を築く

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言葉ですべてを表現できるはずがない。それと同じように、人の心を磨いていく「道」というものも人それぞれで、自分と同じ道を他人が歩むわけがない。

漠然とそんなことを今まで思ってきました。それが、心中心の日本文化に見られる考え方だと指摘されているようです。積み上げがきかないから「道」になる。

西洋では(とひとまとめにしていいかどうか分からないけれど)、科学がそうであるように、再現性が重視されているようです。つまり、だれがやっても、同じ条件で行えば必ず同じことが起きる。再現性は、科学の必要条件のひとつです。

マニュアル化も、この延長線上にあると思います。だれがやっても同じようにできるように、紙に書いてまとめておく。そこには「仕事はだれでも同じようにできるのだ」という前提があります。そしてもうひとつ。「そういうコツは言葉にまとめることができるのだ」という前提。わたしはとても強引な前提のように思うのだけれども。

昔の職人は「師匠の仕事をずっと見続けて、技術を盗め」と言われました。マニュアルとかテキストは存在しない。ただ、ひたすら自問自答と暗中模索を繰り返して、自分の技術を創り上げていく。

わたしも、接骨院で見習いをしていたときに思いました。先生と同じように弟子が施術できるようになる、なんてことがあるのだろうか?あくまでも、先生の技術を参考にしながら自分の技術を高めていくことしかできないのではないだろうか?だから、先生の技術の真髄をテキストにまとめるなんてこともできないのではないだろうか?

日本文化にはそういう前提があると、わたしは思います。だから、日本文化に批判的な感じのお二人の対談には違和感を感じます。

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真夏の暑さではないにしても、日差しが強くて、外回りの仕事はなかなか難儀です。メール配達をしてくるとグッタリしてしまいます。

でも今日は、一休みしてからチラシ配りもしました。最近、鍼の仕事が暇になってきたので、新規顧客の開拓です。『チラシは反応があるのが1〜2%』というのを、どこかで聞きました。去年百枚配ったときは、確かにそのとおりでした。先月も百枚。今日30枚配りましたが、今月も百枚の予定です。キャパが少ないので、あまり反響があっても困ります。様子を伺いながら、続けるつもりです。

家から1km以内を回っているのですが、通ったことない道を通り、今まで眺めたことのない方向から我が家を見つめるのは楽しいものです。つらいことばかりでもありません。
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今日は7月の価格を決定しました。4月の消費者物価指数(生鮮を除く)は99.9。触察料は、1686円となります。また、時間外の追加料金を160円から170円に上げさせていただきます。

5月の客単価は、平均1967円(1600〜3200円)でした。

出張専門なので、車は欠かせません。この仕事を始める前はBM○というドイツ車に乗っていました。白の525。「10年経った中古とはいえ5万キロしか走っていなくて100万円はとにかく安い!だまされたと思って買ってみろ!」と言われ、10年乗ったシビックから乗り換えたのでした。

でも、だまされたと思いました。シビックをそのまま乗っていた方がずっと良かった。シビックより優れていると思ったのは、高速道路で加速するときの心地よさだけ。燃費は悪いし、エアコンは冷房になるか暖房になるか運しだい。修理を頼めば、部品がドイツから船に乗ってくるので、一ヶ月は直らないし、高い。

困ったのは冬でした。ドアが開かなくなったり、エンジンがかからなくなったり。ブレーキが特別仕様なので、凍結路で止まるときに横を向く。FRだから、少しでも雪の段差があるとスリップして動かなくなる。

仕事ではとても使い物にならないので、国産車(インプレッサ)に買い換えました。あまりの快適さにびっくりしてしまいました。外車と軽自動車が同じ値段で売られていても、僕は迷わず軽自動車を選びます。
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世紀末のある日、僕はCW研究所に出入りしていました。オーラカメラは、その研究所が購入したものでした。そのほかにも、アルファ波(脳波)測定器や、波動転写器・波動測定器などがありました。「あの世」関係の図書(この研究所のO社長の蔵書)もたくさんありました。

僕はいろいろな講演を聴くのが好きで、会社員時代には聴けるものは何でも聴きました。後で分かったことですが、超科学(トンデモ科学ということですね)関係の講演のときにO社長と僕は同席していました。O社長は複素電磁場理論について質問をしたのでした。僕はすごい人がいたもんだと思い、講演会が終わってからO社長を追いかけましたが、そのうしろ姿は人込みの中に消えてしまいました。それから一年ほどして、その人に出会うことになります。


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