トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

 ある御客様の御宅に伺ったときに、柿を4つに(十文字に)切って干しているのを見つけました。網戸のようなものに広げて、まるで梅干のように。普通は一個丸ごとを紐で吊るして干しますから、珍しくて目に留まりました。丸ごと干してから切ると中身がドロッと出てきますから、切ってから干した方が料理しやすいし、食べやすいし、揉まなくていいから楽だということでした。

 その後、別の御宅にお邪魔しましたら、90歳になる御婆ちゃんが、

「干し柿をむいて肩が凝った」
とおっしゃっていたので、早速4つに切って干す話をしました。そうしましたら、とても興味を持たれまして、

「4つに切るって言ってもよく分かんないな」
と言って、ナイフと柿を一個持ってきました。

「ちょっとやってみて」
「!」
私も意外な展開に驚きながら、柿をむいて十文字に切って見せました。

「ほう!これはいいことを聞いた。今年の柿はもう終わったから、来年試さないとね」とおっしゃいました。この気持ちが長生きの秘訣なんだなぁと私も関心しました。そして、その次の一言が良かった。

「また一年、死ねなくなった。」
 あれから二年。「あなたから教わった方法はとっても重宝だよ」と先日、言って下さいました。

 あるお父さんの足に住み着いた白癬菌(水虫)。急に活動が活発化して、足の裏以外にも進出。どんどん田虫を作っていきました。お父さんだけでは手狭になってきたので、他の人への移住計画が持ち上がりました。勇敢な白癬菌ガガーリンが選ばれて、一晩だけお風呂のマットに滞在してきました。

翌日、めでたくお父さんの足の裏に帰還したガガーリンの報告で、お父さんは単身赴任なので他の家族に移住することは難しいことがわかりました。それともうひとつ、ガガーリンはお父さんの足に飛び移る際にお父さんの顔を見たのです。そのときの様子を語った言葉が名言として、白癬菌たちの歴史に残りました。「お父さん(の顔色)は青かった!(お風呂上りだというのに!)」

白癬菌たちは、かけがえのないお父さんが病気らしいことに気付きました。僕たちは、なるべく贅沢な暮らしを我慢して、継続可能な社会を築いていこう!限りあるお父さん、かけがえのないお父さんを生かさず殺さず、大切に使っていこう。お父さんにやさしい水虫になろう!・・・念のため断っておきますが、これはフィクションです。

 35億年前にシアノバクテリアという生物が地球に大量発生したそうです。この細菌が光合成を行ってくれたお陰で、それから10億年の間に大気中の酸素濃度が現在と同じ程度になりました。私たちのように酸素を消費する生き物には住みよい環境になったのですが、嫌気性の細菌にとってはとんでもない環境破壊だったわけです。

 それを考えると、環境破壊という言葉も相対的であることがわかります。我々人類の環境破壊活動は、今も地球上に遍在しているシアノバクテリアの目(?)には大気浄化と映るかもしれません。人類がエコロジーに成功すれば人類の歴史が長く続くことになるでしょうし、失敗すれば他の生物が取って代わるだけのことでしょう。

 地球⇒お父さん、人類⇒白癬菌という対比でいくなら、お父さんの足の裏にいる白癬菌が減って、ブドウ球菌とかが増殖するだけのことです。人類の繁栄が続くことが地球にとって喜ばしいことなのかどうか、地球にやさしいことなのかどうか、難しいところだと思います。

 エコロジーとは、人類の種族保存の欲求に他ならないのでありまして、「地球のため」などと言うのはおこがましい話です。「ひとりの人間の命は地球よりも重い」という迷言もありますが、「一匹の白癬菌の命がお父さんよりも重い」と言われたら、怒らないお父さんはいないと思います。人間は、自然に対して、もっと身の程を弁えるべきです。

目次(その1)を見る

 やっと読み終わりました。怪しい物好きの私にとって一番興味があったのは最終章のテレポーテーションとかパラレルワールドについての説明でした。私にとっては、学生時代,技術者時代,そして退職後に怪しい物に取り組んだ時代と、約20年の半生を振り返ることにもなり、とても楽しく読ませていただきました。

 量子コンピュータがどの程度まで開発されているか、私のレベルでは十分に理解できたと思います。アインシュタインも受け入れ難かった量子力学の摩訶不思議な部分が証明され、コンピュータ技術あるいは通信技術として利用されつつあります。技術者を辞めてしまった私としては、量子力学的世界観が東洋思想に近い点にとても興味があり、この本は是非読破したい一書でした。

 かつて、ダーウィンの進化論が世界に衝撃を与え、自然淘汰とか弱肉強食という考え方が社会思想にも影響を与え、帝国主義につながったと聞いています。量子コンピュータの実用化は、やがて同じような経緯を辿って、社会思想に影響を与えるのではないかと思います。その時に私の場合思い当たるのが、色即是空の般若心経なのです。20世紀中頃には東洋思想に傾倒する物理学者も多かったと聞いています。

 量子コンピュータの技術開発が進むことで、世界中の人が般若心経を唱えるようにならないか?「風が吹けば桶屋が儲かる」的な話ですが、社会思想の面でもいい影響を与えて欲しいものだと切に祈っております。

目次(その1)を見る

 今月の目標は62.5kg。なのに先週は「タイヤ交換をしたから運動になったはず」とか、「インフルエンザの予防接種をしたから体に負担をかけたくない」とか、自分に言い訳をして運動を怠ってしまいました。今日、恐る恐る体重を測りました。63.4kg。意外と増えていないことにひと安心(リンゴや洋梨を毎日頬張っていたので、減ることは期待してませんでした)。腹筋35回×3セット、腕立て伏せ35回×2セット、足を挙げる運動35回×4方向、首を挙げる運動35回×4方向を、また頑張ります。

「弊社は住宅の外壁材の開発メーカーなのですが、このたび開発しました商品をこちらの地域で本格的に営業する前に、こちらのお宅でお使い頂けないかなぁと思ってお邪魔いたしました。宣伝費が出ますので、材料費を御負担頂くだけで結構です。」というセールスが来ました。

 その二三日後には塗装メーカーが来て、屋根の塗り替えを薦めたのですが、この人も同じことを言います。こういう営業方法が流行っているようです。

「宣伝のため家を使わせてあげるんだから、宣伝費はいただけるんじゃないんですか?せめてタダじゃないとねぇ。材料費を出さないといけないのでは、条件が悪すぎます。」と応対しました。「タダより怖いものは無いという時代ですからねぇ。材料費はいただかないと…」と、返事も両者同じでした。

 今日は12月の価格を決定しました。9月の消費者物価指数(生鮮を除く)は98.1で、またまた前月比で0.2ポイント上がりましたので、先月同様に一律3円上げさせていただくことにしました。

 先週くらいから、触察の時間をシビアにチェックすることにしました。お客様に対するサービスをより公平にするためです。1分の価格を50円とし、現在の触察料は1662円(12月は1665円)なので33分を標準としました。そして、時間が短かった場合には100円単位(時間で言うと2分単位)で割引、長かった場合には割増とすることにしました。だいたいのお客様が標準の時間ですので殆ど違いはありませんが、お客様からの延長の要望などに対して細かく対応できるようになりました。

 脳から出ている神経の全てを完璧な機械に一本一本つないで、頭の中に納まっている時と全く同じように神経信号のやり取りをすれば、脳は頭の外に自分が居ることに全然気付かないのではないか?と、小さい頃に空想したことがあります。これは、まさにSF版「胡蝶の夢」です。自分はそんな機械につながれてなんかいない!と、どうして決め付けることができるだろうか?自分は蝶々なのに、人間だと錯覚させられているんじゃないのか?

 デカルトも、そんなふうに「自分」を徹底的に疑った人だと思います。「我思う、ゆえに我あり」こんなに自分が思い悩んでいるんだから、自分が存在しているということだけは確かだ!と彼は考えました。

 では存在するということはどういうことなのか?箱の中にウサギがいるかどうかは、箱を開けて中を見た瞬間に決まる!というのが量子力学の考え方なのだそうです。箱を開けないうちは、ウサギはいるかもしれないし、いないかもしれない。物事は観測しないうちは決定しない。「あ、自分は今悩んでいる」と自分を観測した瞬間に自分の存在が決定する!?それじゃあ、ボーッとしていると、自分は消えてしまうのだろうか?

 量子力学には不確定性原理というのがあって、小さなものを観測する限界について述べられているそうです。これと似た名前で、数学には不完全性定理というのがあって、論理学の限界が述べられているそうです。論理のパズルをどんどんと組んで広げていくと、どこかで合わないところが出てくる。だから、皆が正しいと思うことをどんどん積み重ねていっても、いつか必ずつじつまが合わなくなるんですよ!ということが数学的に証明されているらしいのです。

 そんなことが、脳の研究のテーマのひとつにきっとなっているんだろうと思います。脳とはどんなものか?私たちが正しいとか合理的だとか思うのはどういうことなのか?そもそも思うというのはどういうことなのか?

 するってぇーと、「思う」がわからなかったら、自分が存在しているかもわからないじゃないか?自分が人間か蝶々かよりももっと肝腎なこと、自分がいるかどうかわからない!デカルトさんは随分簡単なところで結論を出してしまったもんだ。

 こんなどうしようもない問題を一言で表したのが、「色即是空」じゃないかと思います。最近、般若心経を唱えているお年寄りを見ると、スゴイ!と思います。だいたいみんな意味はわからない。でも、それでいい。わかるということがどういうことか、そもそもわからないのだから。

目次(その1)を見る

 第8章まで読みました。やっとコンピュータ技術に関わる内容になってきました。電子が波の性質を持ち始める量子の世界、それは私にような出来の悪い学生にとってはお手上げであり、マイナスのイメージしか抱きませんでした。(特に不確定性原理などと言われると、人間はこれ以上小さな世界に足を踏み入れることはできないのだ!という諦めしか持ちませんでした。)

 しかし現在の最先端の研究は、そういうデメリット(私のような凡人から見ればデメリット)を逆手にとって、更に性能の高いコンピュータを開発していこう段階にあるわけです。1990年代の話であるということも面白いところです。

 その頃、自分は何をしていたんだろう…と、本から目を離し天井を見つめて、また凡人の無駄な時間が過ぎていきます。

目次(その1)を見る

 今月の目標は62.5kg。ついに62kg台に入らなければなりませんが、なかなかメドが立ちません。体重計に乗るのを避けている毎日。腹筋35回×3セット、腕立て伏せ35回×2セット、足を挙げる運動35回×4方向、首を挙げる運動35回×4方向を行っていますが、翌日の疲労感が強いので仕事が忙しいと、ついそれを口実にサボってしまいます。

 最近は柿とリンゴですね。おいしくていくらでも食べてしまう。しかも通じが良くなるので、なんだか体重が増えないような気がしてしまいます。ますます、体重計に乗るのがこわい…

 今日、娘を抱いて妻と買い物をしていました。すると、娘がどこかを指差して「パパ〜!」と言います。「パパは俺だゾ!」と言っても、しつこくどこかを指差しているので、「一体どれがパパなんだ?こっちか?こっちか?」と尋ねながら、娘がうなづく方へ連れて行きました。

 すると、娘の指の先に一人の男性が立っていました。30代くらいのその男性は奥さんと一緒に買い物をしているようでしたが、見知らぬ人でした。「まずい!」と思った私は、その奥さんが気付いていないのを幸いに、その場を立ち去りました。しかし、指をさされた男性は不思議そうにこちらを見ていました。

 もし、妻が娘を抱いていて、相手の奥さんが気付いていたら…と想像すると、恐ろしいことです。「そんなにちっちゃいうちに、よその家庭を壊したらダメだよ」と、娘に説教しました。

↑このページのトップヘ