トトガノート

「鍼灸治療室.トガシ」と「公文式小林教室」と「その他もろもろ」の情報を載せています。

 今日は11月の価格を決定しました。8月の消費者物価指数(生鮮を除く)は97.9で、前月比で0.2ポイント上がりました。統計上、景気は良くなってきているようです。これに連動して、値段は一律3円上げさせていただくことにしました。

 近くに1000円の床屋さんが増えました。カットのみですが、洗髪にも顔剃りにもこだわりがない私には、うれしい限りです。今まで行っていた近所の床屋さん、ゴメンナサイ。でも、この安さは何ものにも変え難い魅力なのです。そんなわけで、私もギリギリの安値に挑戦していきたいと思っています。
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 先日、子供の頃からお世話になった恩人が亡くなりました。90歳の大往生でしたから、その奥さんは認知症が始まっていて、ご主人が亡くなったことをきちんと理解しているのかどうかわからない感じでした。でも、それはむしろ救いように思いました。大切な人を失う悲しみは、まともに受けたら、とてもつらいことでしょうから。

 かけがえのない人を失う悲しみは、ストレスとしては最大級のものでしょう。若い人ならなおさらです。なぜ逝ってしまったのか?死んだらどうなるのか?どこに行くのか?これは解決しえない究極の疑問です。運命とか宿命、星になる、天国に行く、地獄に行く…こういう説明は全て仮説です。おそらく永遠に実証できない。

 永遠に実証されるおそれがないから霊感商法も成り立つのでしょうが、自由に想像しても良い領域なのだと、前向きに捉えるべきかもしれません。最もストレスを和らげる理解の仕方を、勝手に行う自由が許されていると。だから鎮痛剤として宗教を選ぶなら、それも自由なわけです。でもあくまでも仮説なのだから、正しいの間違っているのと争ってはいけない。実証できないから、力で決着つけましょうか?なんてことになったのが宗教戦争でしょうね。

 あの人は星になった。いい人だったから天国に行った。そうに違いない、と信じて感謝を込めて合掌しました。迷信と言われる昔からの言い伝えが、私には一番効く鎮痛剤です。

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 入浴に関する内容に興味を持ちました。体温が上がると血小板が活性化して、梗塞が起きやすくなるというのは驚きでした。特に、体温が2℃上昇した時の、怪獣のようなギザギザの形になった血小板写真!!父も私も熱いお風呂が好きで、父は75歳だというのに挑戦するかのように熱い風呂に入っています。

 熱い風呂は、血圧が上がるという点でも危険です。交感神経が活発になって、緊張・興奮状態になるからです。娘を風呂に入れるようになってから39〜40℃のお湯に入っているのですが、これだと副交感神経が活発になってリラックスできるとのこと。風呂に入ると娘が寝てしまうのは、このせいかもしれない。

 はりきゅうでも、交感神経を刺激する施術法(瀉)と副交感神経を刺激する施術法(補)があります。前者では、お灸は熱くすえます。お風呂も同じようです。
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 9月20日は、目標63.5kgに対して63.6kgでした。そこで運動を増やしました。腹筋32回×3セットと腕立て伏せ32回×2セットを毎日することにしました。桃,リンゴ,ブドウ,みかん,和梨,洋梨と、誘惑の素がどんどん登場して来ました。少しずつ楽しむとしても、これだけ種類があると量も結構なものになります。

 だいぶ涼しくなってきました。汗ばむことが無くなってきたので、なるべく無駄な動きをするようにしています。例えば、横になってテレビを見ているときも足を動かします。歩く時も必要以上に上に挙げたり、横に挙げたりしています。でも、お腹の皮下脂肪が増えてきた感じです。単なる無駄な動きにならないよう、もっともっと動かなければなりません。
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 「母さん、お肩をたたきましょう♪タントンタントン…」という歌のせいか、子供が母親の肩をたたくという風景も、私が小さい頃はそれほど珍しくは無かったようです。広告の裏に「肩たたき回数券」と書き、母に渡したりしていました。「うちの息子もそんなことをしていた…」とおっしゃるお客さんも何人かいらっしゃいまして、おかしくなりました。

 しかし最近はというと、親が子供の肩たたき(肩もみ)をする方が多いようです。親が忙しい場合は、お婆ちゃんが孫の肩たたきをします。これには、お婆ちゃんが昔よりも元気になったこと,子供が少なくなったこと,子供がゲームでばかり遊ぶようになったこと,など、今の時代を反映しているようです。

 そして、最近の子供はチャッカリしています。お婆ちゃんやお母さんの肩をたたくときは、おこづかいを請求します。「よく考えたら、先生より高いのよ!」これには参りました。
(-_-;)
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 もう20年近く前になると思いますが、西部邁さんの講演(だったと思います)を聴きました。「いまや日本においてマスコミこそが最大の野党であり、世論形成に大きな影響を及ぼしている。むしろ与党よりも強大な権力と言え、大いに警戒すべきである。」という内容だったと記憶しています。この状態に変化が起こったのではないかと私が感じるようになったのは、小泉首相が出現してからです。

 小泉さんという人は誰に何と言われても自分の信念を曲げません。総理になること、そしてその地位を守ることが永田町の常識です。だから、それよりも自分の信念を大切にする人は変人になってしまうわけです。「やると言ったら必ずやる」はリーダーとして大切なことです。いざという時に腰砕けになる大将では、部下は安心してついていけません。こういう人を「変わっている」と言うべきか、変人呼ばわりする価値観が「変わっている」のか?

 拉致問題など政治家やマスコミにとってタブーとされてきたことにも取り組みました。政治記者という人たちも永田町の論理に毒されているようで、最初は小泉首相の批判を行いました。しかし、世論調査を行って国民の小泉支持が明らかになると、急に論調が変わりました。その度に私は、マスコミやそれに出演していた専門家の方々の信念の弱さを感じました。と共に、世論の強さを感じました。そう言えば日本国憲法の原則は国民主権であった…マスコミ主権でも専門家主権でもなかった…。

 そんな矢先、新聞社や放送局での記事捏造事件や不正事件も起きて、マスコミに対する信頼も無くなりました。以前は、「この放送局のキャスターがこう言ってるんだから、そう考えるのが本当なのだろう」とか「この新聞がこう書いているんだから…」というのがあり、マスコミを通してオピニオン・リーダーたる有識者の意見に接し、自分の意見を矯正する必要を感じていました。しかし今は、どんな報道機関であろうが、どんなに立派な専門家であろうが、自分と同じ一億分の一の重みしか感じません。

 今回の総選挙の後に、筑紫哲也さんが「今回の選挙結果は我々の考えにそぐわないものであり、我々もこの選挙の敗北者のであることを認めざるを得ない」というようなコメントをされていました。「やっと気付いて下さったか」と思いました。私の一票には、マスコミに対する反対票という意味合いも強く込められていましたから。

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 やっと第5章まで読みました。量子力学が成立していく過程を概観することができました。大学時代に量子力学の講義で、こういった歴史的背景にも触れて欲しかったと再び思いました。今、振り返ってみると「なんでこの学者さんの理論が重要なのだろう?」「なんでこの学者さんはこんな面倒な方法を考えたんだろう?」という疑問を常に抱きながら、なんだかわからないうちに大学時代が終わってしまいました。まあ、卒業できたから、担当教官の寛大さには感謝していますが…。

 この「なんで」は歴史的な要素だと思うのです。純粋に理論的な部分ばかりが講義されるのですが、歴史的背景,歴史的意義がわからないと理論の必然性を十分に理解したとは言えないのではないでしょうか?

 この本が大学時代に座右にあったら…と思います。そうしたら、勉強ができなかったまた別の理由を考え出したでしょうけど。

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 今年の4月20日に66.4kgだったのを、来年の4月20日に60kgになるという目標です。BMIが22になるのは59.8kgなのですが、さしあたってきりのいい数字にしました。「ダイエットに王道なし」が私の持論でして、食事のカロリーを抑えて運動量を増やす以外に、健康的に痩せる術は無いでしょう。『健康的に』というところが難しいところですね。この条件をはずせば、6kgなら1週間もあればできるでしょう。

 4月から始めたことは、まず食事のカロリーを気にすること。食べ物の種類を減らさずに、カロリーの多い食品の量だけを減らすことを心がけました。運動は、腹筋30回×3セットと腕立て伏せ30回×2セットを一日おきに行いました。これで、6月20日までに3kg減りました。

 しかし、今年も暑くなりました。そこにスイカが登場したのです。果糖は中性脂肪に代わりやすいので、私のような人間は気を付けなければいけないと重々わかっていたのですが、あの赤い誘惑には勝てませんでした。8月20日には、目標64kgに対して64.2kgになってしまいました。

 もうすぐ9月20日。目標63.5kgですが、64kgの辺りを前後しています。スイカは、まだ一個半残っています。昨日、取れたてのブドウをいただきました。今日は豆名月だそうで、食べ頃のだだちゃ豆も控えています。これから、実りの秋。自分との熾烈な戦いが始まります!
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 ある御客様どうしの会話です。
「うちの息子、嫁の実家に一緒に行って、ずーっと一緒に泊まってるんだよ!」
「そういうのを昔はバカ婿って言ったんだけどねぇ。今の人はそういうのが多いみたいだねぇ。」

 子供を連れてお嫁さんの実家に行った時は、自分は一泊くらいで帰って来て、実家の両親と水入らずにしてあげるのが普通だったようです。それを、最後まで一緒に泊まってお世話になってくるのを、気の利かない「バカ婿」と言ったのでしょう。

「先生は、そんなことしてないでしょうねぇ?」
「あ〜、結構泊まってきます」
「じゃあ、バカ婿だ!(爆笑)」
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 先日の地震で安全のために新幹線が停止しましたが、車内に備え付けのトイレットペーパーが無くなっていた!と乗客の一人がインタビューで話していました。「これからJRがどんな対応を取ってくれるのか・・・」と大変怒っていたのですが、我がままな人の八つ当たりにしか見えませんでした。JRにしてみれば乗客の安全を最優先にしたわけです。いつ起こるかもわからない地震のためにトイレットペーパーを大量に新幹線に積んでおけ!と言うのであれば、その前に自分がそういう緊急事態を想定してティッシュペーパーを多めに持参しておくべきではないでしょうか?ただ、この人も突発の事態でちょっとキレただけでしょうから、この人の名誉のためにも何度も全国放送するようなことは放送局が差し控えるべきではないか?とも思いました。

 「現代はストレス社会である」という言葉はよく耳にします。では、昔の人はストレスを感じなかったのでしょうか?「昔の人はのん気だったから感じなかった」という説明には、ちょっと首を傾げてしまいます。車も電話も無かった時代、ガスも電気も無かった時代、治水などの天変地異に対する対策が整っていなかった時代、人々が直面した苦難と悲しみは現代の比では無かったはずです。そもそも文明とは、そういった苦難を無くす努力の積み重ねと言えます。文明が進んだ現代をストレス社会と呼ぶのは、おかしいように思います。

 現代人は、大きなストレスを生じるような事態が少なくなってしまったために、小さなストレスにも過敏に反応しているようです。いろんなことに目くじらを立ててストレスを心の中に躍起になって発生させ、その原因を他人に責任転嫁して周りにあたりちらしている・・・そして、ストレスは他の人にも伝染していく・・・。自分の行動を反省しましても、我がままと八つ当たりを繰り返す毎日なのです。

 地球を痛めつけて多大のエネルギーを費やして、至れり尽くせりの文明社会を創り上げるのも、そろそろ限界です。それに、いくら便利になっても私たちは満足しませんから、きりがありません。持続可能な社会を実現するためには、電気のスイッチをこまめに消すことも必要ですが、自分の心の中にストレスの炎を灯さないようにすることも必要です。それには、仏教がとても実用的だと思います。人生の全てをストレスの素と捉え、こだわりを捨てて、まずは一度全てを諦めてしまうこと。そして、全てを有り難いと思える境地を目指していく。それが修行なのだそうです。我慢することが修行なのではなくて、我慢しなくてもよい自分にシフトしていくために修行するのです。(作家の玄侑宗久さんが講演でおっしゃっていました)。滝に打たれたりしなくても、私の祖父母の世代はそういうことを心がけていたように思います。

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